あしたの人事の話をしよう

人事コンサルタント 平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

よしなしごと

目標をたてるということ

先日、顧問先のとある会社で、毎月恒例の役員会に出席しました。 私の立場は経営顧問です。 その場で、とある役員が提出した、担当する事業の2年後までの目標数値について、私からつっこみました。 「去年の売上はいくらでしたっけ」 「12億です」 「今年…

「国」について想う(よしなしごと)

クーリエ・ジャポンの9月号(vol.106)を読みました。表紙をめくった二枚目からの、クーリエ・ワールドスコープ「レンズが切り取った『世界』」に見入ってしましました。ぜひ読んでみてください。 COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 09月号 [雑誌] …

通信手段が発達するたびに人は物理的な距離を縮める

2005年頃の話ですが、堺屋太一さんのお話を聞くことが何度かありました。私は当時早稲田大学大学院ファイナンス研究科に通っていて、堺屋さんの授業を受けていたからなんですが。その時、なんとなく笑ってしまうんだけれども、なぜそうなんだろう?と考えて…

オーダーミスがあったときにに客のあなたはどうしますか?

あなたが居酒屋で3つの注文をしました。そのうち二つの料理はすぐに運ばれて来たけれど、あと一つが来ません。その間に別の注文をしましたが、それらは運ばれてきました。でも最初に頼んだうちの一つの料理は、まだ運ばれてきません。そこであなたは尋ねま…

思考は拡散と集中を繰り返す

ぶわっと思考が広がる瞬間があります。私の場合のそれは風呂につかっているときだったり、あるいは家族で食事をしている時間だったり。要はリラックスしているときなんでしょうね。心の中にたくさんある問題意識とか、学んだけれども実感できていない知識と…

キュレーターに頼るのもいいんだけど泥臭い現場もいいと思う

友人の菅谷義博くんがFacebookで、BLOGOSの堀江さんの記事を勧めてたんで読んでみました。リンク貼るのがめんどくさいので、2013年05月01日 07:30 で調べてみてください。いろいろなかなか面白い意見が書いてあるので興味深いのですが、キュレーションが一つ…

3DプリンターはMacだ

メイカーズという名著に触発されてか、最近3Dプリンターについての報道が目につきます。Youtubeなどで公開されている3Dプリンターの動画を見ても、たしかにすごい!と感動します。ただ、これが産業構造を変えるとか、そういう大きな話になるかというと、…

このブログにたどりつかない変な検索ワード (2)

前回こんな記事を書きました。このブログにたどりつかない変な検索ワード - あしたの人事の話をしよう で、今日も検索ワードを見てみると、変なものが増えてました。これ、誰かわざとやってるんでしょうか。だとすれば、どうするんだろう?今回の変な検索ワ…

規制改革会議の推移に注目しています

ちょっと前(2月15日)に政府の規制改革会議が始まりましたね。日経とかいろんなところで概要をとりあげています。http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS15047_V10C13A2EA1000/労働時間規制と解雇規制、確定拠出年金など、セレクションアンドバリエーシ…

このブログにたどりつかない変な検索ワード

いつだったか、元同僚の山中俊之さんとお話していて、なるほど、と感心したお話があります。ちなみに山中さんはこんな方です。特に大阪では某著名市長の隣にいらっしゃる映像が、たまにテレビに映ったりします。http://ameblo.jp/gyoukaku-yamanaka/http://w…

経営労働政策員会報告2013年版でショックだったグラフ

経営労働政策員会報告2013年版を読んでいます。この手の報告書は、事実を踏まえた分析がきっちりしつつ、かつ一番わかりやすい形で提示してくれているので、とても便利です。つくる方はとても大変なんですけどね……で、いまのところ一番ショックだったのが10…

エリエス・ブックコンサルティングのセミナーに参加します

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。昨年セミナーに登壇させていただいた、エリエス・ブックコンサルティングの土井英司さんから、新しいセミナーの案内が来ました。 次世代起業家・投資家のためのプロフェッショナルキャリア塾第1回 入門編 …

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(5) 成果主義導入時のコンサル現場

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。ボツにした本の原稿をアップしてみていますが、今までは「理屈っぽすぎる」「くどい」などの理由で削った文章でした。今回はちょっと違う理由で削ったものをアップしてみます。これを削ったのは、「生々し…

くっだらないことを悩んでいます

私のブログの右側に、PRが表示されます。それはまあいいのですが、いつもなぜかトリンプの女性下着とか、女性向けの靴、とかなのです。これ、なんとかならないんでしょうかね?ブログ記事の内容から勝手に判断してPRが選ばれているのかな、と思っていた…

古き良き日本的経営の終焉がくる~定期昇給はどうなるのか

昨年末から経団連の「経営労働政策委員会報告 2013年版」が話題になっています。http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL210KN_R20C13A1000000/「定期昇給の廃止」まで視野に入れた表現は削除されました。それでも「制度自体の今日的意義や将来的な持続可能…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(4) 転職が年収を減らす現実(2)

良い条件で転職したはずなのに、実際に年収が減少してしまう理由は3つあります。特にこれは転職初年度から2年目に起きがちになります。実際、私も外資系から日系企業に転職した際に、こんな状態になりました。ちなみに外資系から外資系に転職した際にはこ…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(3) 転職が年収を減らす現実(1)

転職が年収を減らす、なんてあるのでしょうか。本の中にも書きましたが、統計的には、三分の一の確率で、転職時に年収が下がります。このあたりについていろいろと書いていた部分を抜粋してみます。ちょっと長いので、二回にわけてみます。あと、元の原稿は…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(2) なぜタイトルに「年収300万円」と入れたのか

なぜ「年収300万円」というキーワードが出てきたのか、という質問をたまに受けます。本の中身ではそれほど300万円という金額を重視していないよね、とか。その理由は、本にする際に削除したグラフなどが関係しています。例えばこんなグラフを掲載して…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(1) 私の本をとりあげていただいている書評紹介

いろいろな方がブログなどで私の本を紹介してくれているのに、私は自分の本について宣伝していないなぁ、ということに気づきました。で、まずは私の本を紹介してくれているブログや書評などをピックアップしてみました。現時点で知る限り、以下のブログなど…

2013年はリストラが進むと予想

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。取材を受けた記事が、本日発売のこちらの雑誌に掲載されました。 http://www.fujisan.co.jp/product/1431/SPA2013年1月22日号(発売は1月15日)です。「クビになる会社員の恐怖の新基準」という記事で取材…

国境を超える深夜特急(わたくしごとをかいています)

沢木耕太郎さんの有名な本は、東欧への旅から戻った時に知りました。 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫) 作者: 沢木耕太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/03/30 メディア: 文庫 購入: 13人 クリック: 199回 この商品を含むブログ (305件) を見る…

「冒険」つながりの昔話(わたくしごとです)

昨日、安藤美冬さんの著書を紹介させていただく文章を書きながら、学生時代の旅行を思い出しました。 今日はその時の思い出を少し書きます。1990年、大学4年生の夏の終わりに、船で日本を発ちました。1986年にチェルノブイリ事故があって、1989…

地域別の有効求人倍率を調べてみた

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。「うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ(東洋経済新報社)」で、「ブラック型」でも「業績悪化型」でもない「普通の企業」では、定期昇給で給与を増やす方法を書きました。でも、昨日報道さ…

給与より雇用、ですか

今日の7時54分にこんな記事が、Yahoo-朝日新聞デジタルに公表されました。経団連「定期昇給、聖域でない」 春闘、制度見直し争点13年春闘は「企業の存続と従業員の雇用の維持・安定を最優先する議論が中心」とし、「定期昇給の実施の取り扱いが主要な…

家事をする男性が増えている?

雇用情勢や労働市場の分析をしている中で、ちょっと興味深いデータを抽出で来たので、紹介してみます。2000年から2011年にかけての、家事専業者人数の推移をあらわしたグラフです。元ネタは厚生労働省の雇用統計です。いろいろと分析する中で、もしかして?…

人生の転機というか勇気というか(私ごとを書いています)

人生の転機というものは数限りなくあります。私も43歳ですので、それはもうやまほど。そんな中でも、一つ忘れがたいことがあります。17歳のときです。当時私は、ウォーゲームというものにはまっていました。様々な戦争をボードゲームに置き換えたもので…

2013年の予測

私が予測するわけではなく。今日、こんなフォーラムに出席します。日経ビジネス 徹底予測フォーラム2013http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbsemi/yosoku2013/index.html私の専門は人事と組織ですが、経営全般の方向性を理解せずに人事を考えると、それは…

公務員改革の方向性~「適切な判断」の方向性を変えるために

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。昨日、暴論を書いたので、さらに続きを。ちなみに昨日書いた内容のポイントは、多くの介護保険事業者の経営層が厚生労働省のエージェントであることを期待されているが、実際にはそこでモラルハザードが生…

有名人になるということ

タイトルに書きましたが、私が有名人というわけではないです。でも、見ず知らずの人が、私の顔と名前を知っている、ということが増えていることについて、いろいろ思ったのです。私の本の出版前、勝間和代さんの本を読みました。 「有名人になる」ということ…

建設業の復活

広島に来ています。もうかれこれ10年のお付き合いをしている、建設系の会社の管理職研修を担当しています。ここ数年厳しい状況が続いていましたが、やっと業績が上向いてきたと聞きました。お手伝いをさせていただいている者として、とてもうれしいです。お…

利息は欲望の価格である

セレクションアンドバリエーションのマネージングディレクター 平康慶浩です。 私は以前、ずっと、利息や利子や金利というものをうまく説明できませんでした。 もちろん一般論としての、将来得るキャッシュの現在価値がベースになることぐらいはわかっていま…

安藤美冬さん、土井英司さんと対談させていただくことになりました

情熱大陸で有名な安藤美冬さんと、東京で対談することになりました。場所は神保町のあたり、とだけ伺っています。エリエスブックコンサルティング代表、ビジネスブックマラソンの土井英司さんに依頼されました。もちろん、土井さんと安藤さんがメインで、私…

リアル本屋に行こう

セレクションアンドバリエーションのマネージングディレクター 平康慶浩です。 私は本屋が好きです。 本屋に行くのも好きですし、本屋で過ごす時間も好きです。 書店、といってもいいんですが、なんとなく本屋です。 アマゾンとかの通販もいいんですが、やっ…

ブラック企業はどこにある?

本当のブラック企業に勤務されている方ならお分かりかと思うのですが、そう言う企業ではあまり「ブラック」であることが社会的に話題にならなかったりします。退職した人が、有名掲示板に書き込んだりしますが、在職中の方は比較的少ない。本当のブラック企…

ブラック型企業はあえて『型』としました

「うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ」という本を書きました。その中で、企業タイプを『ブラック型』『業績悪化型』『二重苦型』という分類をしました。とある方から「こんな基準でうちの会社を『ブラック』だ、と決めつけられたら困る」と…

ブログとメールマガジンでとりあげていただきました。

拙著をまたまたとりあげていただきました。 うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ 作者: 平康慶浩 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2012/10 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログを見る ブログはこちら。…

こちらのブログでもとりあげていただきました

工場で働くおじさんの日記 http://hagezakana.blog.fc2.com/blog-entry-5.html こちらのブログでも取り上げていただきました。 うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ 作者: 平康慶浩 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2012/10 メディ…

さっそくブログでとりあげていただきました

「マインドマップ的読書感想文」という著名ブログがあります。 http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/52043067.html アルファブロガーのsmoothさんのサイトです。 こちらでさっそく取り上げていただきました。 うっかり一生年収300万円の会社に入ってし…

中国視察記 1 総合

先日、四泊五日の短い日程ではありますが中国に行ってまいりました。 行程と目的は以下のようなもの。 黄島 宿泊:黄島藍海金港大酒店 目的:某企業の工場視察 ↓ 青島 宿泊:青島万達艾美酒店(メリディアン) 目的:日本から進出した飲食店経営者インタビュ…

震災後の日本企業の成長のために/企業を進化させる具体的な方法

企業の進化、ってなんでしょう。 私たちがそんなことを思うようになったきっかけはいくつかあります。 そのうちの一つに、弊社代表本人にとって親しい人の会社が倒産したことがあります。 もう10年以上前の話です。 倒産のきっかけそのものは売り上げの減…

企業価値は誰のもの?

企業価値は誰のものか? なんてことを、30代前半の頃はよく考えていました。 結論がわかっていても、その結論に納得するために考える、といった感じでした。 上場バブルみたいな時期でもありましたし。 最近はそんな馬鹿なことは考えなくなったのですが、…

「東日本大震災」関連調査 「上場企業の被害状況」調査結果をもとにつれづれと

東京商工リサーチの調査によれば、上場企業の71%が震災で被害を受けたそうです。 http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2011/1209629_1903.html とはいえ、影響なしと影響軽微と回答された企業が約60%なので、震災地域はともかく、全国的な影響は小…