あしたの人事の話をしよう

人事コンサルタント 平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

本の紹介

ビジネスにつながる人事制度の本質は報酬制度じゃない

先日、SMBCコンサルティング東京で、「人事評価・報酬制度の基礎」というセミナーで登壇をした。 このセミナーのさわりで話した内容が、受講した人たちの心にずいぶんとヒットしたようなので紹介してみたい。 僕は最初にこう質問した。 「今から会社をつ…

韓国語版が届いたら、イラストがついてた

出世本(出世する人は人事評価を気にしない (日経プレミアシリーズ))なんだけれど、先日韓国語版がとどいた。 んで、ぱらぱらとめくっていたら、ところどころに挿絵がある。 なんと、小説パートの各キャラクターのイラストが描かれてる! 赤城のひげがイメ…

「出世本」韓国語版への序文

出世本、つまり出世する人は人事評価を気にしない (日経プレミアシリーズ)の韓国語版が上梓されたということを先日紹介した。 以前の記事(↓) <a href="http://hirayasu.hatenablog.com/entry/2015/02/18/190602" data-mce-href="http://hirayasu.hatenablog.com/entry/2015/02/18/190602">韓国の出世事情を調べて他人事とは思えなくなった - あしたの人事の話をしよう</a>にも書いたのだけれど、韓国語版に…

「出世本」の韓国語版が出ました

2014年10月に出した僕の本が、ちょうど昨日(2015年4月22日)、韓国でも出版された。 写真のイラストがなんかすごい。 日本語のタイトルは「出世する人は人事評価を気にしない」で、韓国語はほぼ直訳のタイトルになっている。 出版社のサイトアドレスも貼っ…

人事制度改革のマニュアル本

昨年2月に上梓した、人事制度改革のマニュアル本が、また増刷されたという連絡があった。 この本だ。 7日で作る 新・人事考課 CD-ROM付 (Asuka business & language book) 作者: 平康慶浩 出版社/メーカー: 明日香出版社 発売日: 2014/02/14 メディア: 単行…

ベーシックインカムがもたらす安定と失わせる成長と

僕は大阪に住んでいるのだけれど、クライアントの大半は大阪以外にある。特に東京。それ以外にも九州や中国地方、東北にもクライアントはいる。 だから自然と出張が毎週のあたりまえになり、四泊~五泊の出張も珍しくない。そして出張していても仕事はするの…

日経ビジネスアカデミーで連載されています

日経ビジネスアカデミーと言うサイトがある。 「日本経済新聞社が提供する、仕事力を鍛えたい、もっと向上させたいと考えているビジネスパーソンを応援するサイト」(同サイトより) なのだけれど、実は2014年12月9日からそこで僕の記事が連載されている。 …

時間は小分けすると値段が下がります

■ 「すきま時間」はビジネスチャンスなのか 時間資本主義の到来: あなたの時間価値はどこまで高められるか? という本を読み終えた。 無駄に捨てるしかなかった「すきま時間」がスマホなどで埋められることになったから、消費の傾向が激変した、という分析は…

2050年に向けた新人研修

僕にしては珍しく、一般社員向けの研修を請け負った。 管理職手前、よりももうちょっと手前の層。 若い新卒がメインだけれど、中堅の女性一般職(元。この会社で人事制度を改革し、一般職は廃止したため)、再雇用のシニア社員などが含まれる。 この層に対す…

65才以降の生活を守るために今できること

■ 現役世代の金融資産は減り続けている ふと気になることがあったので、少し古めのレポートを探して読んでみた。 大和総研調査季報2012年新春号だ。 http://www.dir.co.jp/souken/research/report/capital-mkt/cho1201_05all.pdf 読んでみて、ああやっぱり、…

事業計画を作る人は人事マネジメントを勉強した方がいい

ここ半年くらい、仕事で、たくさんの起業計画を確認させていただいた。 社会人がまじめに作るタイプの起業計画で、かなりガチなものだ。 なによりも、お金がちゃんと動いている。 中にはもう動き出しているものもある。 そんなたくさんの起業計画に、どうし…

僕が考える人事制度の本質(2014年10月13日版)

「変化の時には本質に手の届く人が出世する」 と言う言葉を本に書いた。 出世する人は人事評価を気にしない (日経プレミアシリーズ) 作者: 平康慶浩 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2014/10/09 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る じ…

40才から出世する人はどんなことをしているのかを本にまとめてみた

だいたい35才から40才くらいで課長になると、どうすれば「できる課長」になれるのかを考えて活動する人が増えるように思う。 会社もそれを期待しているし、やりがいだって高まる。 でも、実は「できる課長」を目指している限り「部長」や「執行役員」「取締…

職務給の導入は年功賃金の廃止よりももっと重い問題を抱えている

日立が職務給を導入する。 <年功賃金廃止>世界企業は続々改革…日本型脱却は難しい?(毎日新聞) - Y!ニュース <年功賃金廃止>世界企業は続々改革…日本型脱却は難しい? (毎日新聞) - Yahoo!ニュース メディアはいずれも「年功賃金廃止」とかって論じ…

都市論から学ぶ、組織人事のあり方

最近、意識してやっているわけではないのだけれど、インプットの方が多くてなかなかアウトプットができていない。 そんな中でも、ぜひ紹介したい本がある。 白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか 作者: 蓑原敬,藤村龍至,饗庭伸,姥浦道生,中島直人,…

最近、良書にめぐまれている

この一週間でいい本に二冊巡り合った。 人生には、今このタイミングでこの本に出会えた喜び、というのがあると思う。 僕自身の昔のことでいえば、「遠い太鼓」と言う本に出会った時がそうだった。 遠い太鼓 (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講…

年収300万以下の人が増え続けていることについて

2012年末に「うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ」と言う本を東洋経済新報社から上梓した。 年収300万以下で働く人たちが50%近くにまで増えているということや、毎年の平均昇給額が5000円もない状況(1990年代までは1万円くらいはあった)…

ベストセラーのタイトルを分析してみたらこんなことがわかった

572冊のベストセラー(過去1年半から抽出)のタイトルを、テキストマイニングで分析してみました。 ぶっちゃけてしまえば、kh-coderというテキストマイニングツールを使って、簡単な単語の抽出をしただけですが。 それでも案外面白い結果が見えたような気が…

小説仕立てでビジネス書を書く準備中

年内に出す本の一部を小説仕立てにしようと考えている。 そういえば、カリスマブックコンサルタントの土井英司さんも、ビジネスブックマラソンというメーリングリストで「これからは経済小説だ!」と言うようなことを書かれていた。 で、とりあえず練習練習…

年収1億円稼ぐ人で無礼な人はいない

2月23日に書いたブログ記事の続き。 年収1億円を稼ぐ人に共通点はあるのか - あしたの人事の話をしよう 僕がお付き合いしてきた年収1億円以上の人の共通点をいろいろと考えてみた。 その中のひとつ、を書いてみる。 ちなみに年収1億円、というのは、1億円稼…

「失敗の整理術」という本を勧めたい

元横浜市長で現在衆議院議員をされている、中田宏さんから、著書を献本いただいた。 大阪市の公募区長面接でご一緒した際に、その見識などに勉強させていただいたことが思い起こされる。 一昨年出版した僕の本「うっかり一生年収300万円の会社に入ってし…

人事評価制度を設計するための実務本を書きました

意外と多くの会社で、自力で人事評価制度をつくっておられます。多くの中小企業と、あと大企業でも多いようです。 中小企業だと、「わざわざ人事コンサルタントに頼むほどでもない」とか「誰に頼めばよいかわからない」「何のために総務とか人事とかがいるん…

沖縄土産に本をもらいました

妻と娘が私を一人残して沖縄旅行へ行ってたのですが、お土産を買ってきてくれました。 娘からは、サーターアンダギー。 「おいしいよ!」 と言いながらくれました。 でもなぜか袋が開いています。 「1個飛行機で食べたから。だから味は保証つき♪(はーと)…

会社の業績はいいのに給与が増えないなら100円の本を読もう

経済3団体の新年祝賀会で、安倍首相が賃金アップをお願いするという、ある意味非常事態になっています。 政府が民間企業の給与水準に口を出すなんてまるで戦時中の賃金統制令のようです。賃金統制令は、逆に給与をあげられないようにして年齢給を徹底させた…

労働時間の切り売りから抜け出そう

仕事の合間にヤフーニュースを見たら、弁護士ドットコムのこんな記事が、トップに出ていました。 若者が「ブラック企業」を見抜くポイント http://www.bengo4.com/topics/853/ 書かれている内容は一言でいえば、「法律的な知識を踏まえて会社の本質を見抜こ…

ワンランク上をめざすビジネスパーソンにお勧めの本

「うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ」 という拙著の紹介が、意外なところに掲載されていました。 アカデミーヒルズの小林麻実さんが著された本の中に掲載されていたのです。 その本はこちら。 ワンランク上をめざすビジネスパーソンの独習…

あしたの人事の話をしよう

ブログのタイトルを変えてみました。 そこで新タイトルにあわせて、いくつか「あしたの人事」、つまり「新しい人事の仕組み」について、軽く語ってみたいと思います。 とりあえず今日は2つだけ。 ■ 専門性に専門性を積む あしたの人事では、複数の専門性を…

アフリカ民話を読んでいろいろと考えさせられました

先週、大阪の阪急百貨店で、ティンガティンガアートの実演を見ました。 ティンガティンガについての、ウィキペディアの説明はこちら。 そこで売っていた、アフリカ民話の本を買いました。 アフリカの民話~ティンガティンガ・アートの故郷、タンザニアを中心…

無茶振りされたときに読む本

無茶振りというものがあります。例えば昔、こんなやりとりがありました。「平康さん、今度〇〇に行くんだけどさ。こうこうこういう企画作って持っていこうよ」「いいですよ。じゃあ、これこれこんな感じでどうですか」「いいね。じゃあ、明日の朝までに企画…

『「捜査本部」というすごい仕組み』は企業マネジメント改革にも役立つ

このブログにも何度も書いていますが、書店をうろうろとするのが好きです。いつもは大阪梅田のジュンク堂にいるのですが、たまたま難波の方に行くことがありました。仕事が終わって、そういえば難波にもジュンク堂があったな、と考えてぶらぶらとしていたと…