難しく言えばキャリアプラトーということ
20代のうちは改革派なのに、30代になると現状肯定になってしまう。
そんな話について、日経スタイルに書いた。
そういう状態を生み出している理由に、会社毎の人事の仕組みがある。
それは14日更新回に記載するけれど、ヤフーニュースに寄せられたコメントを見て、色々と考えさせられた。
たとえばこんなコメントがあった。
「逆に出世して頑張っても、捨てられる時もあるよね。」
「今の30代後半って就職氷河期で採用人数も少なかったりするから余計に昇進の圧力もかかるんだよな。能力がある人ならいいけど、能力足りないのに年齢だけで昇進しちゃったらそれこそ地獄。」
「あなたが経営者だったら、45才の10年目課長と、35才の課長候補、どちらを大事にしようと思うでしょう?
あなたが経営者だったら、55才の10年目部長と、45才の部長候補、どちらを大事にしようと思うでしょう?
永遠に終わらない議論やなw」
「成長をさせないように殻に閉じこめたのも企業」
ヤフーニュースのコメントはたいてい荒れるのだけれど、今回は納得できるコメントが多かったので読み込めた。
しかしヤフーニュースのタイトルはとても刺激的だけれど、こういうのは日経側が考えるんだろうか?
平康慶浩(ひらやすよしひろ)
年収2000万円を稼ぐためのまっとうな方法
以前は年収1000万円が高額所得の基準的に言われていたりしたけれど、最近そのハードルが上がっている気がする。
たとえば人材紹介会社の広告でも1500万円、2000万円、といった数字がおどる。
特に東京ではその傾向が強い気がするのだけれど、それはやはり景気があがっていることとか、その景気が一部業界に限定していることなどと関係しているのだろう。
では、景気の良くない業界で勤務していると高年収は望めないのか、というとそうではない。
どんな業界にも、高収入を得ている人はいる。
そんな事実を踏まえて、今回の日経スタイルの記事を書いた。
よろしければぜひ読んでみてほしい。
ここにはとんでもない方法は書いていない。しごくまっとうな方法だけを書いている。
まっとうだからこそ難しいかもしれなけれど、必ずできる方法だ。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)