あしたの人事の話をしよう

セレクションアンドバリエーション株式会社 代表取締役 兼 グロービス経営大学院HRM担当准教授の平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

「高度人材」というキーワードのむずかしさ

今日も日経スタイルの連載記事がアップされた。

style.nikkei.com

 

こうして多くの人の目に触れる記事を書いていて思うのは、キーワードの難しさだ。

 

今回の記事は、「高度人材」と「企業戦士」とを対比させている。

そのどちらがより優れている、ということではない論調としている。

けれども、なんとなく「高度人材」という語感の方が偉そうだ。

 

推敲の過程では、以下のような言い換えも考えた。

 

「高度人材」⇒「市場人材」

「企業戦士」⇒「企業人材」

 

でもこれだとよくわからないかなぁ、とも思ったのだ。

 

ともあれ、今回の記事は次回に続く。

そこではさらに深堀をしてみたい。

 

 

平康慶浩(ひらやすよしひろ)

 

 

人生100年時代の働き方改革検討会を始めます

内閣府経産省が本気で進めている「人生100年時代の働き方改革」。

僕が理事をつとめる、一般社団法人 高度人材養成機構でも、そのための提言を検討することにした。

そしてその手始めとして、11月20日(月)にセミナーを開催した。

その報告がこちらだ。

www.koudojinzai.com

 

基調講演として、経済産業省 産業政策室長 参事官の伊藤禎則氏にご登壇いただいた。

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その後のパネルディスカッションでは、私もいろんなお話をさせていただいた。

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これから2018年3月までの間に、何度かの検討会を進めていく。

そして、働く一人一人が成長し、幸せを掴めるような提言をしたいと思っている。

機構の理事長の名前で打ち出した検討会の案内を転記しておく。

 

積極的に参加いただける方は、ぜひ下記のリンクから申し込んでいただきたい。

申込リンク
https://goo.gl/forms/tuDD3IU5VCT7NfLE2

 

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2017年12月2日           高度人材養成機構 理事長 三好秀和

 

働き方改革の実現に向けて~新たな潮流の創造のために~
「企業内滞留人材の流動化による個人と企業との活性化」検討説明会ご案内


 この度、高度人材養成機構におきましては人生100年時代の働き方改革実現に向けて、「企業内滞留人材の流動化による個人と企業との活性化」と題した連続での検討会を開催することを決定しました。
 つきましては当機構の趣旨にご賛同いただき、検討に参加いただける方を募集するための、趣旨説明会を開催させていただきます。
 開催日時及び開催場所を以下にお示ししますので、下記リンクからご応募をお願いいたします。

 

【趣旨説明会】
日 時:2017年12月21日(木) 19時~20時30分(18時30分受付開始)
場 所:立命館東京キャンパス(東京都千代田区丸の内1丁目7−12サピアタワー8階)
主 催:一般社団法人 高度人材養成機構
協 力:立命館東京キャンパス
対 象:民間企業の人事担当者、人材系企業の企画担当者、地方自治体の産業振興担当者、など
費 用:無料(検討会においては各回会場費として1000円ご負担いただきます)

 

【検討会の趣旨】
検討ターゲット :40代~50代のビジネスパーソン


検討の目的 :閉塞感が高まりつつある同年代の人材が、より活躍できる場を獲得することが第一の目的。その上で、60代以降のキャリアにおいて、月あたりプラス10万円以上を稼げるようになるための意識と行動の変革方向性について示すことが第二の目的である。


検討項目 :

 ①個々の人材のキャリア形成過程及びキャリア意識ごとの課題
 ②現在所属する企業側として行うべき取り組み
 ③人材不足に悩む企業側の求人ニーズ
 ④それらの人材を成長させるための教育的取り組み


検討会(予定) :第1回検討会 1月12日(金)
 第2回検討会 1月24日(水)
 第3回検討会 2月2日(金)
 第4回検討会 2月21日(水)
 ※検討会については会場費として各回1000円のご負担をお願いします。
最終報告書 :検討結果をとりまとめ、経済産業省へ報告し、機構HPで公開します。検討会参加者および執筆担当者の氏名記載は任意とします。

 

検討会参加者への期待:
 可能であればぜひ全会への参画をお願いします。
 他の考え方を否定するのではなく発展的な議論をお願いします。
 議論のとりまとめや提言文書の作成などをお手伝いいただける方は是非お願いします。

 

 

 

平康慶浩(ひらやすよしひろ)