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あしたの人事の話をしよう

人事コンサルタント 平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

2050年に向けた新人研修

セミナー紹介 人材開発 出世 労働市場 本の紹介 自己啓発

僕にしては珍しく、一般社員向けの研修を請け負った。

管理職手前、よりももうちょっと手前の層。

若い新卒がメインだけれど、中堅の女性一般職(元。この会社で人事制度を改革し、一般職は廃止したため)、再雇用のシニア社員などが含まれる。

 

この層に対する研修を行った経験は少ない。

だから、過去に書いた本の中身も踏まえながら、このための研修資料を一から作り上げた。

それに基づいて話したのが、昨日と一昨日の2日間だ。

研修に対する満足度はまだ正確に集計していないけれど、ざっと見た限り、平均でも10点満点で9点以上はとれていそうだ。

しかし点数よりも、自由記入欄のコメントが嬉しかった。


「楽しかったです。ありがとうございました」

「はじめて研修を楽しいと感じることができた」

「明日からでもすぐやれる」

「話が簡単でわかりやすく、眠くならなかった」

「自分の良いところを少し発見できた」

「想像以上に興味深いお話でした。また機会を作っていただけると嬉しいです」

「今後の自分のためにどのようなことをすればよいのか、と言うことが確認できた。また、やる気が出た。この研修を今後につなげていきたいです」

「また機会があればお話を聞きたいです」

「少々トラウマを抱えている過去とどう向き合うべきかという課題を与えてくれた」

「大変わかりやすく、かつ前向きになれました」

「身近なところにチャンスがあることがわかった」

「ビジネス以外にも通用する話だった」

「また違う研修を聞きたい」

「これから自分でもできそうなことがたくさんあった」
などなど。

 

こんなメッセージも。

「『子育て』もマネジメントスキルにつながるという例を聞いて、今まで、会社にとって小さい子供がいることはデメリットでしかないと感じていたが、自信を持とうと思えた」

「名刺とメールの関係がよくわかった。すぐにやります」


今日の話には、日経から出した最新の本

出世する人は人事評価を気にしない (日経プレミアシリーズ)

からの引用をたくさん挿入した。

 

今年の頭にだした、電子書籍からも。

年収1000万になる方法知ってるんだが、なにか質問ある? (impress QuickBooks)

 

また、2年前に出した本からも。

うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ

 

研修の骨格は、人的資本の積み上げ方法と、社会関係資本の獲得方法だ。

そのために、6つの活動と4つの活動をすればいい、ということを説明した。

あわせて、ワークショップを通じながら、自然に「経営者の視線」を持てるようにした。

資料は配布せず、スライドの1枚1枚に驚いてもらえるように心掛けた。


さらに僕が心がけたポイントがある。

2050年を想像しよう、と問いかけたのだ。

それは今から36年後だ。

新卒でも58才になっている。

 

2050年の常識はどういうものだろうか。

働き方は変わっているだろうか。

日本はどう変わっているだろうか。

世界はどうなっているだろうか。

社会予測だけじゃない。

働く僕たちの生き方がどう変わっているか、ということだ。

今から36年前は、1978年。

そのころから見て、2014年の今は大きく変化している。想像もできなかったくらいに。

だとすれば2050年も想像はできない。

だから、僕たちは変わり続ける世界を、自分の足で踏みしめて歩けるようになろう。

そのために、自律的プロフェッショナルとして成長していこう。

人生は会社の中にだけあるのではない。

ビジネススキルは課長や部長に出世するためにあるのではない。

人生の成功をつかむためにあるのだ。

 

さらに続けた。


そのために新しいことを学ぶ「必要」はない。

それよりも、過去の自分を認めよう。そこにある自分のストーリーをほめてあげよう。

そうすれば、自分が自分自身に他ならないことがわかる。

そして、人とつながっていこう。

そのために、相手にとってふさわしい人になろう。

相手の気持ちや考えを知るために、質問していこう。

必要だから学ぶのではなく「学びたいから学ぶ」ようになっていけるからだ。

 


話を聞く真摯な目と、笑い声と、会場を出るときのみんなの満足そうな笑顔が、とても嬉しかった。
こんな研修を、もっとつくりあげていきたいものだ。

 


平康慶浩(ひらやすよしひろ)

 

 

 

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