人事制度はただのルールなので嫌ってても仕方ない
日経スタイルの連載でこんな記事を書きました。
この記事を書こうと思ったきっかけは、記事の最初の方に書いているようなことが理由です。
なんで自分の会社の人事制度があたりまえだと思ってるの?
という疑問です。
でも考えてみれば、世の中のおよそ半分の人は転職しません。
(そのあたりの話は下記の記事にグラフ付きで書きました。)
だから大半の人は他の会社の人事制度を知る機会はないのです。
しかし一度知ってしまえば、自社の人事制度が決して普遍的ではない、ということがわかります。
そしてさらに言えば、自社の人事制度がどういう意図で設計されているのかを知れば、おのずとルールとしての乗りこなし方もわかってくるのです。
今回の日経の記事は等級の縦軸についてお話ししました。
これから10回ほどにわけて、他の人事制度の仕組みについても説明してゆきます。
たとえばこんな話を予定しています。
「多様な働き方はどれくらい現実的か」
→60才再雇用の仕組みでわかる会社の本気度
「1on1などの面談を使いこなすべきは部下の方」
→聞き役部下になってよい仕事を手に入れる
平康慶浩(ひらやすよしひろ)