あしたの人事の話をしよう

セレクションアンドバリエーション株式会社 代表取締役 兼 グロービス経営大学院HRM担当准教授の平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

雑誌連載記事

35回目の連載を書き終えた

NIKKEI STYLEというサイトで隔週連載をしている。 プロが明かす出世のカラクリ、というコーナーだ。 その35回目の記事を書き終えた。 style.nikkei.com 隔週で35回目というと、要は70週が過ぎたということで、一年を超えて少しというあたり。 その間、迷惑を…

原題は「上司からの評価にどう向き合うか」でした

今回の日経スタイルの連載は、書く側としては少し趣を変えてみた。 style.nikkei.com 読む側はあまり気づかれないかもしれないけれど、人事制度を設計する側としての「あたりまえ」をあらためて解きほぐしてみている。 実際のところ、人事制度を設計する側の…

40才までに理解すべき会社の本質

日経スタイルの隔週記事が今週も無事更新された。 style.nikkei.com 記事を書くとき、僕ももちろんタイトルをつけている。 けれども、日経編集部の方でこれを修正されることがわりとある。 たとえば今回の記事は、リンクに示したように 「『稼ぐ』から『稼が…

減額転職にもいろいろあるみたい

style.nikkei.com 日経スタイルの記事が更新された。 裏事情を話せば、最近また忙しくなりつつあり、連載の締切に遅れがちになってしまっている。 編集の方には大変申し訳ない。 かれこれ1年ちょっとになるけれど、隔週で連載してみて思うのは、継続するこ…

自責と他責の生み出す効果

日経スタイルの記事を更新した。 今回は少し毛色が違う話だ。 style.nikkei.com さくっと読めると思うし、まあそれなりにみんな「そうそう」と思える話だと思うので、ぜひ読んでみてほしい。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

善悪の呪縛を乗り越えるには、強くなるしかない

経営者と近い位置で働くと、辛いことも多いけれど、学ぶことも多い。 そんな話を、前回と今回とで、日経スタイルに書いた。 style.nikkei.com 考えてみれば、今48才の僕が学生だった頃は、良い学校を出て、就職活動を頑張って大企業とかの安定した会社に入ろ…

ヒトの理屈とカネの理屈、両方理解することが大事

日経スタイルの今回の更新は、給与の決定ロジックを、資本のロジックだけで考えるとどうなるのか、という疑問へのさわりとして書いた。 style.nikkei.com 少し今までと毛色が違うけれど、次回もこんな感じで書いてみようと思う。 平康慶浩(ひらやすよしひろ…

やっぱり割を食ってるのは2000年卒の社会人たちだった

日経スタイルの連載用に、いろいろと統計データをいじっていて、若者の昇給に興味を持った。 というのも、実際に最近設計している人事制度で、20代の若者の昇給額が少なすぎるんじゃないか、という議論もあったからだ。 日経スタイルの更新記事はこちら。 st…

難しく言えばキャリアプラトーということ

20代のうちは改革派なのに、30代になると現状肯定になってしまう。 そんな話について、日経スタイルに書いた。 style.nikkei.com そういう状態を生み出している理由に、会社毎の人事の仕組みがある。 それは14日更新回に記載するけれど、ヤフーニュー…

デキない上司との付き合い方

今週も日経スタイルの記事が無事更新された。 まあ、無事もなにも、原稿を僕がちゃんと書きさえすれば更新されるわけで、より正確に言えば「無事、締切に間に合うように、書き上げることができた」ということなのだけれど。 style.nikkei.com 今回から少し毛…

年功序列崩壊と同一労働同一賃金は、実は同じことを言っている

面白い本を読んだ。 知人の大室正志さんが紹介していた本。大室さんは産業医として活躍されながら、ニュースピックスでもプロピッカーとして活躍されている。 僕がこの本に惹かれた理由は、実は大室さんの紹介文だ。 Facebookの友人・知人向けに書かれた紹介…

レアキャラ価値と同様に、給与もレア度で逓増する

style.nikkei.com 今週の日経スタイルも無事更新された。 人事の仕組みが変化しつつある中で、多くの人に関係する給与の話だ。 評価結果に応じて一万円や二万円の昇給で処遇する時代は変わりつつある。 大事なことは、レアかどうかだ。 ぜひ一読してみてほし…

年収2000万円を稼ぐためのまっとうな方法

以前は年収1000万円が高額所得の基準的に言われていたりしたけれど、最近そのハードルが上がっている気がする。 たとえば人材紹介会社の広告でも1500万円、2000万円、といった数字がおどる。 特に東京ではその傾向が強い気がするのだけれど、そ…

2016年に読まれた「キャリア」記事ランキングに6記事が入りました

************************************ 2017年 あけましておめでとうございます。 当ブログをご覧いただいている皆さまにとって、今年も成長の年であられますことを祈念しております。 セレクションアンドバリエーショ…

プレイヤーからマネジャーになる「べき」とき

日経スタイルの記事が更新された。 style.nikkei.com 今回は出世の中でも重要な、視点の切り替えについての具体的な話だ。 仕事ができる人ほど、ついついプレイヤーとして活躍したいと思ってしまう。 けれどもそうしている限り、組織は決して大きくはならな…

二番手出世が得をするのかも

style.nikkei.com 日経スタイルの更新が無事行われた。 20年くらい続いた企業で、ほぼ確実に起きる世代間の問題だ。 ぜひご一読いただきたい。 平康慶浩

壊れたものはもう戻らない

style.nikkei.com 日経スタイルの連載が更新された。自分なりに正しいと思ってリーダーシップを発揮したら、すべてが壊れてしまったというお話だ。脚色したので、多分関与していた人たちであっても自分たちの事とは気づかないだろう。 ちなみにこの事例、実…

自律したビジネスパーソンはどこにいるのか

style.nikkei.com 今回も日経スタイルが無事更新された。 隔週連載というのは案外きついもので、掲載された翌週には書き上げて、とあまり息をつく暇がない。 ともあれ、今回の内容は、中堅社員を中途採用したからといって、即戦力ってわけじゃないこと。 即…

リーダーを決めるのはリーダー本人ではない

今回も無事、日経スタイルの連載が更新された。 style.nikkei.com サムネイルに、私が作ったパワポの絵がそのまま使われていてちょっとびびった。日経スタイルの編集さん、時間なかったのかな。 ともあれ、伝えたいことがうまく書けたかどうか。 ぜひご一読…

あなたはスペシャリストとゼネラリストのどちらになりたい?

style.nikkei.com 日経スタイルの連載が更新された。 今回は、スペシャリストとゼネラリスト、それぞれの生き方が出世にどう関係するのかという話だ。 会社の中で出世していくと、次第にゼネラリストにならないといけなくなる。 社内の人間関係をたくさん構…

またタイトルを変えられたー

style.nikkei.com 日経スタイルの連載が更新された。 でもまたタイトルを変えられてしまった。 「昇給より昇格 課長になれば100万円の年収アップ」 というタイトルはどれくらい読者に届くのだろう。 私が出していたタイトル案は以下のモノ。 「出世しないと…

あなたは自分の職業を答えられますか?

style.nikkei.com 日経スタイルでの連載が更新された。 僕がつけたタイトルは 「あなたは自分の職業を答えられますか?」 というものだった。 ぜひそのタイトルだと考えて、読んでみてほしい。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

グラフだけアップしてみる

日経スタイルで連載記事を書きだして、気が付けばもう半年ほどになった。 ちなみにリンクはこちら。 「プロが明かす出世のカラクリ」 ちなみに、3000字程度のこの記事でも、ひとつひとつに没校はけっこうある。 編集さんに没にされたことは一度もなくて、い…

経済も経営も、本質は「稼ぐ人を増やす」ということ

日経スタイルでの隔週連載は、執筆時に頭があっちいったりこっちいったりしてとても難産なのだけれど、その分だけ普段あまり考えない領域のことも調べられてなかなか刺激になる。 来週火曜日(8月23日)掲載分を書き終えて、ふと興味がわいたデータがあるの…

滅私奉公でないと役員になれないのは当然?

今週も日経スタイルの連載が更新された。 style.nikkei.com タイトルはごく当たり前っぽく書いているけれど、滅私奉公の構造的な理由と問題点について書いてみた。 そもそも本質は、「自分の会社に滅私奉公しない経営者」、についてくる人はいないだろうとい…

日経スタイルの連載が更新されました

style.nikkei.com 一週あいてしまったけれど、日経スタイルの連載を更新した。 出世することについて、少し客観的に見た内容だ。 一度ぜひ読んでみていただきたい。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

キャリアダウンを避ける方法を書きました

転職でキャリアアップ、どころか、キャリアダウンしてしまう可能性について書いた。 日経スタイルの隔週連載。 ちなみに今は、続きを書いているところ。 わずか3000字ほどの隔週連載ですらしんどいのに、週刊連載している人たちってすごいんだね…… あ、ちな…

読売オンラインの深読みチャンネルに寄稿しました

読売オンラインからのご依頼で、出世に関する話を寄稿した。 周囲数メートルにいる優秀な人は、意外に優秀じゃなかったりする、という話とか書いた。 是非ご一読いただきたい。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

転職のその先を考える

style.nikkei.com 隔週連載の最新記事が掲載された。 僕が書いてきた出世の話は、基本的には会社の中での話だ。 今回も会社の中の話だけれど、少しだけ外に出る話を書いた。それが転職だ。 2000年以降の働き方に変化を与えたものはいくつもあるけれど、その…

日経スタイルの連載がたくさん読まれたようです

日経スタイルで隔週連載をしているのだけれど、2016年5月24日分は、その日のトップPVだったようだ。 写真の「50代後半で年収が130万円も下がる業界はどこだ?」という記事。 ちなみにリンクはこちら。 リンクのタイトルを見てもわかるのだけれ…