出世する人は自社の企業理念が大好き
「だまされるな!」
なんて、今回の日経スタイルの記事はキャッチーなタイトルになってしまった。
ゲラ(ネットでもそういうのかな?)で見てはいたけれど、あらためてWEBページで公開されると、「いいのか、この語調?」と、少々不安になった。
で、読んでいただいた方はわかると思うけれど、別に企業理念が嘘だ、ということを書いてるわけじゃない。
伸びてる会社は、しっかりとした行動基準となる企業理念を持っている。
そして、その会社で出世していく人は、自社の企業理念をとても大事にしている。
そんなことを書いた。
ただ、どうしても自社の企業理念がよくわからなければ、評価基準と見比べてみればわかりますよ。もしそこに矛盾があるとすれば、残念ながらその会社はうそつきかもしれません、という話だ。
ちなみにあえて書いてはいないけれど、企業理念と評価基準が合致しているからといって「あなたにとって良い会社」というわけじゃない。
たとえばこんな会社だ。
企業理念:オーナー家の存続
評価基準:オーナーの気分しだい
すがすがしいくらいワガママなこういう会社。
あなたのまわりに存在しないだろうか?
平康慶浩(ひらやすよしひろ)