あしたの人事の話をしよう

セレクションアンドバリエーション株式会社 代表取締役 兼 グロービス経営大学院HRM担当准教授の平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

難しく言えばキャリアプラトーということ

20代のうちは改革派なのに、30代になると現状肯定になってしまう。

そんな話について、日経スタイルに書いた。

style.nikkei.com

 

そういう状態を生み出している理由に、会社毎の人事の仕組みがある。

それは14日更新回に記載するけれど、ヤフーニュースに寄せられたコメントを見て、色々と考えさせられた。

たとえばこんなコメントがあった。

 

逆に出世して頑張っても、捨てられる時もあるよね。」

 

今の30代後半って就職氷河期で採用人数も少なかったりするから余計に昇進の圧力もかかるんだよな。能力がある人ならいいけど、能力足りないのに年齢だけで昇進しちゃったらそれこそ地獄。」

 

あなたが経営者だったら、45才の10年目課長と、35才の課長候補、どちらを大事にしようと思うでしょう?
あなたが経営者だったら、55才の10年目部長と、45才の部長候補、どちらを大事にしようと思うでしょう?
永遠に終わらない議論やなw」

 

成長をさせないように殻に閉じこめたのも企業」

 

ヤフーニュースのコメントはたいてい荒れるのだけれど、今回は納得できるコメントが多かったので読み込めた。

 

しかしヤフーニュースのタイトルはとても刺激的だけれど、こういうのは日経側が考えるんだろうか?

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

 

 

平康慶浩(ひらやすよしひろ)

 

 

デキない上司との付き合い方

今週も日経スタイルの記事が無事更新された。

まあ、無事もなにも、原稿を僕がちゃんと書きさえすれば更新されるわけで、より正確に言えば「無事、締切に間に合うように、書き上げることができた」ということなのだけれど。

style.nikkei.com

 

今回から少し毛色を変えて、「20代から考える出世戦略」と題してみた。

今回はまず、上司がデキない人だったらどうすればいいのか?というテーマ。

普通の悩み相談ではなくて、あくまでも、人事の仕組みから答えてる内容だ。

 

次回以降で考えているのは以下のような感じ。

 

「そもそも出世する意味がわからない」

「デキすぎる上司の下で目立てません!」

「異動になってやる気がでない」

ジャイアン上司にやられてしまう……」

「流されて生きてればいいんでしょう?」

 

とりあえず二週間に一回の締切、今後もがんばる。

 

 

 

平康慶浩(ひらやすよしひろ)