あしたの人事の話をしよう

セレクションアンドバリエーション株式会社 代表取締役 兼 グロービス経営大学院HRM担当准教授の平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

40歳定年、よりは30歳定年、のほうがしっくりくる

2012年の国家戦略フロンティア会議で提言され、その後議論されている「40歳定年制」ですが、ちょっと難しいかも、と思っています。理由は単純です。40歳で定年になっても、転職が難しいから。起業ならあり得るかもしれませんが、失敗するかもしれないことに…

トップが「我々日本人」という会社に未来はない

ちょっと前の話ですが、大きな企業グループの年頭のあいさつを聞きました。こんなことをえらい社長さんが言いました。「我々日本人は、現在の厳しい経済環境を踏まえながら~」グローバル時代と言いながら、そんな言葉をいう会社がまだあるんですよね。しか…

人事部長が更迭される時代

先日、知人と話していて、びっくりするようなことを聞きました。彼はとある巨大グループ企業系の子会社に勤務しています。子会社とはいえ上場企業でもあるのですが、親会社はさらに大きな会社です。そこで、人事部長が更迭されたということでした。不祥事と…

すべての仕組みは当初の意志を希薄化する

いろいろな会社で人事制度をつくりながら、その本質を考えたりします。以下はその本質を考えたときの雑記です。*************************************人事制度とは、一般的に昇給のためのルールだと理解されることが…

就活前の学生たちの前でお話ししてきました

大阪市立大学時代の先輩が大学講師をしておられる関係で、3年生向けに1時間ほどお話をしてきました。最近の学部生がどんなふうに話を聞いてくれるのか、大学院でしか話したことがないので少し不安だったことは事実です。でも、みんなとてもまじめに聞いて…

人事マネジメント6月号特集を執筆しました

人事マネジメント、という人事の専門月刊誌があります。ビジネスパブリッシングという会社から発行されていて、労政時報と同様に、多くの企業に人事で読まれている雑誌です。こちらの2013年6月号に特集を執筆させていただきました。よろしければご覧く…