あしたの人事の話をしよう

セレクションアンドバリエーション株式会社 代表取締役 兼 グロービス経営大学院HRM担当准教授の平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたが入ったその飲食店は良い店なのかぼったくりなのか(2)

昨日のクイズの答です。以下のドリンクの中で、一番FD(原価率)の低いものはなんでしょう?① 日本酒一合 400円② グラスワイン 400円③ ハイボール 400円④ ラムコーク 400円⑤ カシスオレンジ 400円それぞれの原価は、だいたい以下のようにな…

あなたが入ったその飲食店は良い店なのかぼったくりなのか(1)

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。私のコンサルティングのメインテーマは、人と組織の改革ですが、たまに違うことをします。だいたい流れとしては、以下のような感じです。① 人事制度改革を引き受ける② 社内のコアメンバーたちとずいぶん親…

監修記事が週刊プレイボーイに掲載されました

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。本日発売の週刊プレイボーイに、私が監修した記事が掲載されました。なんと、12ページです。昨年末、集英社編集の松丸様にお話をいただいたときにはかなりびっくりしました。こんな表紙のプレイボーイです…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(5) 成果主義導入時のコンサル現場

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。ボツにした本の原稿をアップしてみていますが、今までは「理屈っぽすぎる」「くどい」などの理由で削った文章でした。今回はちょっと違う理由で削ったものをアップしてみます。これを削ったのは、「生々し…

くっだらないことを悩んでいます

私のブログの右側に、PRが表示されます。それはまあいいのですが、いつもなぜかトリンプの女性下着とか、女性向けの靴、とかなのです。これ、なんとかならないんでしょうかね?ブログ記事の内容から勝手に判断してPRが選ばれているのかな、と思っていた…

古き良き日本的経営の終焉がくる~定期昇給はどうなるのか

昨年末から経団連の「経営労働政策委員会報告 2013年版」が話題になっています。http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL210KN_R20C13A1000000/「定期昇給の廃止」まで視野に入れた表現は削除されました。それでも「制度自体の今日的意義や将来的な持続可能…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(4) 転職が年収を減らす現実(2)

良い条件で転職したはずなのに、実際に年収が減少してしまう理由は3つあります。特にこれは転職初年度から2年目に起きがちになります。実際、私も外資系から日系企業に転職した際に、こんな状態になりました。ちなみに外資系から外資系に転職した際にはこ…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(3) 転職が年収を減らす現実(1)

転職が年収を減らす、なんてあるのでしょうか。本の中にも書きましたが、統計的には、三分の一の確率で、転職時に年収が下がります。このあたりについていろいろと書いていた部分を抜粋してみます。ちょっと長いので、二回にわけてみます。あと、元の原稿は…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(2) なぜタイトルに「年収300万円」と入れたのか

なぜ「年収300万円」というキーワードが出てきたのか、という質問をたまに受けます。本の中身ではそれほど300万円という金額を重視していないよね、とか。その理由は、本にする際に削除したグラフなどが関係しています。例えばこんなグラフを掲載して…

自分の本のボツ原稿をぼちぼち掲載してみます(1) 私の本をとりあげていただいている書評紹介

いろいろな方がブログなどで私の本を紹介してくれているのに、私は自分の本について宣伝していないなぁ、ということに気づきました。で、まずは私の本を紹介してくれているブログや書評などをピックアップしてみました。現時点で知る限り、以下のブログなど…

2013年はリストラが進むと予想

セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。取材を受けた記事が、本日発売のこちらの雑誌に掲載されました。 http://www.fujisan.co.jp/product/1431/SPA2013年1月22日号(発売は1月15日)です。「クビになる会社員の恐怖の新基準」という記事で取材…

書店はすごい

amazonへのリンクを張ると、自動的に表紙写真と値段が書きこまれるので、その点が便利です。でもまあ、今日はリンクを貼らずに本を紹介してみようと思います。書店大好きな私ですが、単著上梓後しばらく、書店で本を買う気になれませんでした。書店のウラガ…

国境を超える深夜特急(わたくしごとをかいています)

沢木耕太郎さんの有名な本は、東欧への旅から戻った時に知りました。 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫) 作者: 沢木耕太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/03/30 メディア: 文庫 購入: 13人 クリック: 199回 この商品を含むブログ (305件) を見る…

「冒険」つながりの昔話(わたくしごとです)

昨日、安藤美冬さんの著書を紹介させていただく文章を書きながら、学生時代の旅行を思い出しました。 今日はその時の思い出を少し書きます。1990年、大学4年生の夏の終わりに、船で日本を発ちました。1986年にチェルノブイリ事故があって、1989…

毎日が冒険に思えていた頃を思い出す

昨年末に東京で、土井英司さん、安藤美冬さんと対談させていただきました。今日はその安藤さんのお誕生日ということもあり、彼女の本を紹介させていただきます。日経新聞の朝刊にも広告がのっていましたが、発売後1ヶ月で6万部突破というベストセラーです…