よしなしごと
NIKKEI STYLEに寄稿している記事は、そのタイミングごとにトピックを考えています。 ふりかえってみたらなんか見えるかな?と思ったので、タイトルだけ列記してみます。 質問と「やってみる」 働かないおじさん化しない方法(2021/6/8) 仕事を抱え込む人は…
緊急事態宣言が明けて、ワクチン接種も進んでいます。 このままいけばお盆明けくらいにはコロナ前の状況に戻れるかもしれない、と淡い希望を持ったりします。 完全には戻らないとしても、少なくとも出張先で一人酒を楽しめるくらいの状況には戻ってほしいな…
鬼滅の刃は観に行かず、シン・エヴァンゲリオンは観に行くあたりが昔のオタクな私ですが、本編の中で懐かしい松任谷由実さんの曲が流れていて、ふと人事とのからみなんかを考えてしまいました。 そういやその曲を聴いていた15才の頃(もう37年前です)も、な…
今日は人事やマネジメントなどとは全く異なる話です。ちょっと関わるかもですが。 今日たまたま、娘の高校で給付型奨学金についての案内が来たらしく見せてもらったんです。 要約すると、高校1年生を対象として、高校卒業あるいは国公立大学卒業までの期間(…
普段言っていることと逆のことを書きます。逆だからと言って、普段言っていることとつながっていないわけではないです。 人事コンサルタントを20年以上も続けていると、20年前ブイブイ言わせていた課長が周囲の期待通りに役員になったり、イケイケ部長が社長…
最近歴史を勉強しています。 といっても、自分探しをするとかではなく、現在を形成している世の中の構造を理解するための戦前から戦後にかけての歴史です。 これが面白いし、また意外な影響も見えてきます。 一例として1980年代に「核家族化」が進んだという…
コロナショックの折、交わされる議論の量が格段に増えているように思います。 さらに政治家の変動もあり、過去の振り返りも増えていくでしょう。 現状、流通する情報の大半は感情論です。 そのため、本当に私たちの生活を変えてしまうものに、私たちはなかな…
赤トンボが飛ぶようになりましたね。 先日、新しいお客様との顔合わせのため、スタッフと一緒に車で往訪してきたのですが、広い野原の信号待ちで、フロントガラスの向こうをついと横切ってゆきました。 一度気づくと、あらためて目につくことが増えます。 今…
コロナショックや、その前段で進んでいた同一労働同一賃金とか、70歳までの雇用延長の努力義務化とか、そのあたりの状況を踏まえると、階級区分として社会の整理も一つの手段だと感じるようになりました。 たとえば貧困の再生産という言葉などもその一端です…
久しぶりに東京に来ています。 移動時に乗った新幹線の座席は安定的にガラガラ……な状況をながめて、突然昔のことを思い出しました。 私が新卒で働き始めた1990年代初頭。 週に1回以上は新幹線で往復していましたが、遅い時間帯だと常にガラガラでした。 どれ…
2018年10月に本を出してから、本業に専念していて、それで本業は順調にのびて拡張移転なんかもできているのですが、そろそろ次を出さんかい、という編集長のお言葉をいただき、コツコツと書いている日々です。 ちなみに2018年に出した本はこちら。 人生100年…
Josh Bersinをフォローしています。 知っている人はそりゃ当然でしょ、でしょうし、知らない人は誰それ?って感じだと思います。 興味を持たれた方はこちらのサイトとかご覧ください。 joshbersin.com 英文ですが、Google先生が一瞬で翻訳してくれるので気に…
うちの会社は大阪本社で、私も大阪に住んでいます。 立ち上げたての頃は「なんで東京に引っ越さないの?」とよく言われました。 たしかに東京のクライアントの方が多い時期もあったりして、出張することのコストがかさむという問題を指摘されたりしました。…
【7日間ブックカバーチャレンジ】3日目 辺境の思想 日本と香港から考える 作者:亮大, 福嶋,張 彧暋(チョウ イクマン) 発売日: 2018/06/01 メディア: 単行本 カオス理論の辺縁系からの連想で、辺境、に惹かれた本。 辺境については「自前の文化的なスタンダ…
【7日間ブックカバーチャレンジ】2日目 持続不可能性―環境保全のための複雑系理論入門 作者:サイモン レヴィン メディア: 単行本 生物学とか生態学とか読み漁っていた時期があります。 この本の原題はFragile Dominion。表紙がサボテンを模していることに意…
親しい方から引き継がれましたので、【7日間ブックカバーチャレンジ】をしてみようと思います。 ただ、毎回誰かにつないでいくのはちょっとハードルが高いので、私の蔵書の中の比較的仕事に関係ないものの表紙を7冊分、紹介したいと思います。 【7日間ブッ…
曜日感覚はもとからそれほどなかったのですが、従業員を全員在宅にしたことでオフィスに私しかいない状態になり、毎日が水曜日状態に感じられる日々です。活力いっぱいの月曜でもないし、週末が楽しみな金曜でもなく、水曜日。ほぼ平常運転が続く日々です。 …
本業の順調さ&多忙さを理由にして1年以上逃げていた新刊執筆から、とうとう逃げられなくなりました。 日経スタイルの連載記事もたまっていて、それらを加工して本を書くのでもよい、とは言われたのですが芸がない。 で、コロナショックの最中ということもあ…
弊社の一階にはダイコクドラッグがありまして、ビルに入る際についのぞきこんでしまうようになりました。 マスクとか消毒液とか入ってるかなぁ、と。 と、思ったら、同じようなことをしている人はとても多いのですよね。 ふと店員さんの立場になってみて、い…
2020年2月10日、大阪本社オフィスを移転しました! 新しいオフィスは、大阪の目抜き通りである四ツ橋筋と本町通の交差点、信濃橋の南東角の7階をワンフロア全部借りました。 1階にダイコクドラッグがあるのでわかりやすいです。 住所と電話番号は以下の通り…
しばらくしたら消す予定で、ちょっと書きます。 いろんな人に、コンサルタントとして独立してよくやってこれたね、と言われます。 2020年2月10日の今日、以前よりもかなり広いオフィスに引っ越すことができました。なかなか大変でしたが、逆に引っ越さないと…
私は人事制度設計をなりわいとする傍らで、人事制度の乗りこなし方も書いてきました。 たとえばこんな本とか、ビジネス書としてはベストセラーと言えるくらいに売れたりして。 出世する人は人事評価を気にしない 日経プレミアシリーズ 作者: 平康慶浩 出版社…
以前こんな記事を書きました。 hirayasu.hatenablog.com この記事では、幸せを感じる要因を3つ紹介しています。 幸せを感じる要因、というのは、逆に言えば、不幸を感じる要因でもあります。 欲しいものがあるけれど今それが手に入らない。 昔は成功していた…
素晴らしいキャリアの方々と話をしていて、あれ?と思うことがあります。 なんというか、すごく内向きになってしまっていて、こちらが励ましてもあまり励ましになっていないな、と感じられるときです。 なんかつらいことでもあったのかなぁ、と想像するので…
成功するためには、根拠のない自信を持つのが大事だ、ということがいろんなところでいわれます。 錯覚資産についての話なんかも、そんな内容を含んでいますしね。 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 作者: ふろむだ 出版社/メーカ…
大学院で教えていたり、あるいは弊社の従業員に作業指示をしていたりするとき、課題を前にして悩んでいる姿をよく見かけます。 あるいは、出てきたアウトプット(レポートとかプレゼンテーション資料とか)の品質が足りなくて、修正を指示したときにも悩んで…
style.nikkei.com 毎度の日経スタイルなんですが、4月23日に更新されていました。 一応平成最後の更新ですが、特にそれについて何か言及しているわけでもありません。 そして令和最初の更新は、5月13日に予定しています。 で、そこからしばらく、こん…
3月も半ばをすぎれば、人事部門は大忙しの時期かと思います。 退職、評価、給与改定、昇進昇格、異動、そして採用と教育など。 弊社も例年であれば3月末締め切りの人事制度設計が複数走っていておおわらわなのですが、今年に限っては12月末導入、1月末導入、…
プライベートで話が合うのって、自分の年令を中心にだいたいプラスマイナス10%じゃないかなぁ、と思っています。 私の場合だと、2019年1月現在で49才なので、44才~54才がメイン。 年を取るほどに話が合う年令は広がる気がします。 10代の頃とか、2学年離れ…
日本は農耕社会を軸にムラ社会として発展したという説があります。 必ずしもそうではない、という意見はあるようですが、高度成長期の企業での働き方にはそういった側面がありました。 それらはマイナスの側面を持つようでいて、強いプラスの面も持っていま…