2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
前回記事【2-3】役員を育てる人事機能とは まず理屈や必要性よりも先に、人事部門が儲けの仕組みに貢献する方法を説明しよう。 それは生産性についての分析資料を作成し,提示することから始まる。 ■ 生産性分析資料の作り方 「生産性の分析」というと付加価…
(本当は怖い)民話と人事 第2回 姥捨て山と定年制度(前篇) の続きを書こう。 ************************************** 実は定年制度とは、姥捨て山とはまったく異なる目的で作られた仕組みだ。 それが、姥捨ての因…
前回の記事はこちら 民話と人事 第1回(本当は怖い)民話と人事 第1回 大歳の客とマレビトと終身雇用 - あしたの人事の話をしよう 民話と人事、第2回は姥捨て山にしてみよう。 姥捨て山は悲しい話だ。 そして昔話ではなくなるかもしれない。 僕たちは、これ…
前回記事【2-2】「新しい役員」の3つの役割 では人事として,どのように役員を育てる機能を持つのか。 もちろん,人事担当役員や人事部長が役員を教育するという意味ではない。 人事が役員を育てるために持つべき機能は,日々の活動のなかにこそある。 ここ…
前回記事【2-1】旧き良き役員は不要になる へ ビジネス最前線での指揮官としての役員の役割は3 つある。 1 つ目は,そのなかでも最も重要な「意思決定」だ。 「持ち帰って検討します」と答える役員に存在価値はない。 YES-NOをはっきりと自己責任で答えるこ…
前回記事【1-2】人事にしかできない仕事とは へ 長らくの間,役員とはキャリアのゴールだった。 長い会社員生活のなかで培った社内外の人間関係をもとに,社内や取引先との調整を円滑に進める立場。 そうして役員退任後は理事になったりもした。 しかし今や…
前回記事【1-1】「できる人事」の条件とは へ 経営者側の目線に立って一言でいえば,経営企画の仕事は「経営の道筋を示すこと」だし,財務経理なら「損をさせないこと」だ。 では,人事の場合,人事制度を改定したり,人材を教育したりして,それが経営にど…
【連載1-1】 あなたはルーチン業務に忙殺されていないだろうか。 勤怠を集計して給与計算を行ったり,入退社に合わせて社会保険手続きを行ったり。 半年毎,あるいは年次単位での定期的な評価の運営も大変だ。 評価スケジュールを周知して,結果を回収し,提…
これからの時代を生きていくためには、スキルアップに加えて、つながりをつくろう、信用をつくろう、という見解があるのでそれはもっともだと思う。 例えば山口揚平さんが書いている文章を読んでそう思う。 でも、ちょっと待てよ、と思う部分もあるわけで、…
良い教訓を教える民話から、昔の村社会の生活スタイルを読み取れることがある。 それはそれぞれの民話が成立した時代には当然のこと、あるいは暗黙のことだったりしたのだけれど、現代の視点から見て恐ろしいことがある。 僕は高校生の頃まで民俗学者になり…
年内に出す本の一部を小説仕立てにしようと考えている。 そういえば、カリスマブックコンサルタントの土井英司さんも、ビジネスブックマラソンというメーリングリストで「これからは経済小説だ!」と言うようなことを書かれていた。 で、とりあえず練習練習…