2018-01-01から1年間の記事一覧
長い社歴の会社とのおつきあいで感じたことを、ビジネスモデルと人事、という切り口で書いてみました。 それが今週の日経スタイルの記事です。 style.nikkei.com なぜ社歴の長さが、ビジネスモデルと人事、と関係するのかといえばそれは社歴の長い会社に「一…
ご存知の方もいらっしゃいますが、私はセレクションアンドバリエーションの代表以外に、二つの団体の理事もつとめています。 そのひとつが特定非営利活動法人の人事コンサルタント協会。 人事コンサルタント協会は人事の専門家育成を支援します 先日12月8日…
日本は農耕社会を軸にムラ社会として発展したという説があります。 必ずしもそうではない、という意見はあるようですが、高度成長期の企業での働き方にはそういった側面がありました。 それらはマイナスの側面を持つようでいて、強いプラスの面も持っていま…
働き方改革の実践セミナーを開催することが増えました。 ※ 弊社でも来年1月に東京・大阪・福岡で開催を予定しています。 特設ページはこちら。 www.sele-vari.co.jp 先日も某メガバンク主催のセミナーで登壇しましたが、そこで喜ばれるのはやはり実際の事例…
今週の日経スタイルでは、あえて人事評価の原点に戻ってみました。 というのも、ここ数年、昇給額がしっかり増えつつあるからです。 style.nikkei.com 詳細は上記の記事にグラフで示していますが、例えば建設業だと8000円以上が平均昇給額になっていたりしま…
セレクションアンドバリエーションは、選択肢と多様性の仕組みをつくり、運用することで、すべての人と組織にとって「成長をあたりまえ」にすることを理念としてかかげています。 そんな中、人生100年時代の新しい生き方、働き方の中で、チェンジ・メイカ…
日経スタイルの連載が更新されました。 style.nikkei.com 記事として書いたことの周辺話は改めて書きますが、まずはリンクの紹介まで。 今日から明日にかけて、てっきりお台場で行うと勘違いしていた泊りがけの研修講師をしているので、更新する時間がないの…
ちょっとした楽しい雑談のはずが、お互いに嫌な気持ちで終わってしまうことがあります。 たとえば 「このあいだ、定年退職したAさんをスターバックスで見かけたんだけど」 と話しかけたとたん 「まだこの辺うろうろしてるの?嫌な人だったよね」 と個人的な…
本はいいですよね。 数百円とか数千円で、誰かが培ってきた頭の中身を見せてもらえますから。 私が最近購入した本にはこういうのがあります。 組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす 作者: 中原淳,中村和彦 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2018…
10月10日というキリの良い日に上梓したこの本。 人生100年時代の「出世」のカラクリ (日経プレミアシリーズ) 作者: 平康慶浩 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2018/10/10 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 4年前にベストセラーになっ…
長らくのお付き合いをしている日経から、4冊目の本を出させていただきました。 単著としては8冊目になります。 (東洋経済 1冊、プレジデント 1冊、かんき出版 1冊、明日香出版 1冊、日経 4冊って感じ) 親しくさせていただいている方々からもすでに、面白か…
人事制度を設計した会社の方から、従業員教育もお願いされることがあります。 弊社ではそのための知見を蓄積していて、今までは主に4タイプの研修を実施していました。 ・経営層/経営幹部候補向け研修 ・リーダー/マネジメント層向け研修 ・プロフェッショナ…
昨年末から進めてきた取り組みが、一つの形になりました。 経済産業省が中心になって進めている、人生100年時代の新しい教育の実践としての「未来の教室」プロジェクトを、弊社、セレクションアンドバリエーションもご支援することになりました。 提言の中心…
新しい本を出すことになりました。 内容の基本は、日経スタイルへの連載をまとめたものですが、全体の20%くらい新しく書いています。 あと文体は全面的に、ですます調からだである調に変更。 一冊の本としてすっと読み進められるようにまとめられたと思いま…
思いつくたびに部下に仕事を指示する上司がいます。 でもしばらくしてみてもなにもできていない。 説教しても後の祭りです。 多分、若いうちはいいんですよね。特に部下側が20代とか新人の場合なら。 だとすると仕事はすぐに終わることばかりなので、思いつ…
style.nikkei.com 日経スタイルの連載が更新されました。 そう言えばどれくらい続けているかな、と改めて見てみたのですが、合計63回目の更新でした。 旧タイトルで21回。 その内容はこちらの本に反映しました。 マンガでわかる いまどきの「出世学」 作者: …
目標管理制度を運用するにあたって、いろいろな悩みが生じます。 たとえばこんな悩みがあります。 「私には定性的な目標しかない。そのことについて、達成基準を書けと言われても書き方がわからない」 あるいはこんな悩みもあります。 「毎年毎年、もっと高…
今回の日経スタイルの記事は、目標管理制度の運用についてのお話です。 style.nikkei.com 日本ではおおよそ8割以上の会社に導入されていると言われる目標管理制度ですが、不満を言うよりもうまく使いこなそう、という話ですので、ぜひご一読を。 平康慶浩(…
企業毎の組織や人事のあり方が多様化していて、20年前のように一律ではなくなってきています。 その中でもベンチャー企業では、あえて独自性を保つようにしているように感じていました。 そこで最近弊社では、いわゆるベンチャー企業の組織や人のあり方がど…
Newspicksのアカデミアを通じて知り合った、シニフィアン株式会社代表の朝倉祐介さんの名著、ファイナンス思考を読んだ。 ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論 作者: 朝倉祐介 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2018/07/12 メディア:…
サイバーエージェントの成功例等を踏まえ、多くの会社で、少し変わった名前の人事制度を導入している。 いや、制度の内容はそれほど奇抜ではないのだけれど、あえて名前を奇抜にすることで、従業員への定着を図ろうとしているのかもしれない。 ちなみにサイ…
人事コンサルティングを20年以上続けてきている僕自身も、ついついはまってしまう人事のワナがある。 それはクライアントの経営課題に対して、既存の人事マネジメントのフレームを「無批判に」適用してしまうことだ。 先日もあるクライアントから相談された…
日経スタイルの今週の記事は、ここ3年ほどの中で吸い上げてきた若者からの意見を反映したものだ。 style.nikkei.com 今経営者の平均年齢は59才を超えた。多分来年は60才を超えるんじゃないだろうか。 今60才くらいの人たちの常識は、いわゆる昭和の常識だ。 …
ちょうど1年前の今日、こんな記事を書いた。 hirayasu.hatenablog.com 簡単にいえば、タクシー運転手に対して、残業代は払う。 けれども歩合給から残業を差し引く。 それを違法だと訴えたのがドライバーで、違法じゃない、と反論したのが会社。 2015年…
style.nikkei.com 今週の日経スタイルの記事は、組織における心理的安全性について書いた。 さっそく日系スタイルの全記事の中でトップのアクセス(2018年6月26日10時24分現在)をいただいているみたいで、著者としても嬉しい限り。 元ネタはご存知の方も多い…
書いた日経スタイルの記事のタイトルが、同僚とランチ、みたいになってて、それで社風が見極められるとかなんとか書いてる。 ちなみに記事は書いたけれどタイトルは書いていない。毎回のタイトルは編集の方の力作だ。しかもタイトルは柔軟に変更されている。…
日経スタイルの連載記事。今回はとんでも上司への対応方法だ。 style.nikkei.com とんでもない上司というのは実はとても多い。 でも認識を変えてみれば、その理由が見えてくる。 たとえばできる人が出世して上司になる。 すると、できる自分を基準に物事を考…
そういえば先日公開した日経スタイルの記事の最後に、こういう文章を書いた。 気をつけなければいけないのは、インターネットで検索することです。「賃金カーブ ●●●●(会社名)」で検索して出てくるサイトがありますが、実はこのサイト情報は正確ではありま…
日経スタイルの連載は「出世」というしばりがあって、だからわりと書きやすい。 自由に書いていい、なんて言われたら多分何も書けなくなるから。 で、今回は転職判断時期をどうするか、ということを書いた。 人事制度設計者とのしてのポジショントークもちり…
僕は本業以外にもいくつかの活動をやっている。そのひとつが、一般社団法人高度人材養成機構というものだ。 で、この組織で先日、こんな提言を発表した。 人生100年時代における人材流動性を高める取り組みについての提言 www.koudojinzai.com リンクの先に…