じつは僕が毎日同じメンバーでランチするのが苦手だというだけのお話かも
書いた日経スタイルの記事のタイトルが、同僚とランチ、みたいになってて、それで社風が見極められるとかなんとか書いてる。
ちなみに記事は書いたけれどタイトルは書いていない。毎回のタイトルは編集の方の力作だ。しかもタイトルは柔軟に変更されている。キャッチーなタイトルづくりのうまさにはいつも感嘆する。
で、タイトルにあるような内容は、確かに最後の方に書いてはいるけれど、それはまあぜんぜん本題ではない。
記事の中に「孤独型」「対面型」と書いた内容は、それぞれ次のような感じ。
孤独型:仕事に没頭できる性格
対面型:人と話すことを楽しめる性格
それらの特性を踏まえて、職場を選ぶと間違わないよ、ということなんだけれど、実はこれはまったく逆のことを言いたかったのだ。
けれどもそう書くと問題かなぁ、と思って上記のように書いた。
本当に書きたかったのはこういうことだ。
孤独型の人というのは、「仕事に没頭できる性格」である一方「人と話すことでストレスを感じる性格」の人。
対面型の人というのは、「人と話すことを楽しめる性格」である一方「ずっと一人にされるとストレスを感じる性格」の人。
つまり、ストレスの感じ方と、職場の雰囲気を合わせないと失敗するよ、ということを言いたかったのだ。
何が楽しいかがポイントではない。
何が嫌なのか、がポイントだ。
人は楽しいことには慣れてしまうけれど、嫌なことには慣れることがない。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)