あしたの人事の話をしよう

セレクションアンドバリエーション株式会社 代表取締役 兼 グロービス経営大学院HRM担当准教授の平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人事の仕組みと「半沢直樹」

平康慶浩(ひらやすよしひろ)です。「旧い人事の仕組み」を壊して、「新しい人事の仕組み」を作る仕事をしています。最近「半沢直樹」というテレビドラマに夢中です。バブル世代のバンカーの物語ですね。一回見た後、もう一度見たりしています。小木曽次長…

人事の仕組みと「食事」

平康慶浩(ひらやすよしひろ)です。「旧い人事の仕組み」を壊して、「新しい人事の仕組み」を作る仕事をしています。人事の仕組みが変わっていく中で、私たちの生活にどんな影響がでているのでしょう。生活の大きな要素に「食事」があります。食事に人事の…

あなたが朝起きる時間を決めているルールがあるって知っていますか?

今回の記事はクイズから。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□あなたの一生の大半をしばっているルールをご存じでしょうか。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□私は会社のルールとしての人事制度、やわらかく言えば「人事の仕組み」が変わっている…

ワタミの分析からわかる、年収ランキングに意味がなくなってきているということ

■年収に興味がある人たち雑誌の特集で、必ず売れるものがあるそうです。もちろん、毎号その特集をするわけにもいかないのですが、どのビジネス誌にも年に1回は出てきます。年収ランキングがその一つです。どんな思いでこの特集を読むのかなぁ、と考えます。…

「国」について想う(よしなしごと)

クーリエ・ジャポンの9月号(vol.106)を読みました。表紙をめくった二枚目からの、クーリエ・ワールドスコープ「レンズが切り取った『世界』」に見入ってしましました。ぜひ読んでみてください。 COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 09月号 [雑誌] …

すべての資格は「入場券」ですよね

お客様企業の偉い人とお話ししていて、資格のことが話題になりました。その方は研究部門の方なのでもちろん博士号をお持ちです。それに加えて、さまざまな学会での理事なども歴任されています。私自身もファイナンスMBAを取得していて、とある経済学系の…

「俯瞰」できる人が上がる

昇進のルール、として2つの記事を書きました。 昇進のルール - あしたの人事の話をしよう 昇進のルール(2) - あしたの人事の話をしよう 淡々と書くために、あえてフォントもいじらなかったのですが、上記の記事の続きである今回は、少しいじってみます。…

昇進のルール(2)

前回の記事はこちらです。 昇進のルール - あしたの人事の話をしよう (2013年7月12日)今回はその続き、新しい昇進のルールの中での生き方を書きます。■グローバル展開企業では昇進ルールが変わりつつある ここまで説明したような会社に対して、新しい基準…

昇進のルール

キャリアパス、とは長い間、「出世の階段」と同じ意味でした。過去形で書いているのはもちろん今はそれ以外の選択肢があるためなんですが、今回はまず「出世の階段」としてのキャリアパスにおいてどのように行動することがトクなのかを、人事制度の面から書…

新人研修の進め方

とある企業の新人研修の進め方を聞いてびっくりしたことを覚えています。新人に課題を与えて、時には徹夜してでもその課題を解決させるという手法です。これは、日本企業としての伝統的な方法なのかなぁ、とびっくりしつつもあきれました。なぜなら、この方…

「サラリーマンは負け組」という意見に反論してみる

ノマド礼賛とか、経営者じゃない時点で負け組だとか。そんな意見がネットでたくさん見られるようになりました。私自身一応起業しているし、わりと自由に生きているので、その意見をおっしゃる方の気持ちがわからなくもないです。ただ、ちょっとだけ反論して…