あしたの人事の話をしよう

人事コンサルタント 平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

私の記事が10位までに2つランクインしました

かれこれ3年を超えた日経スタイルの連載ですが、2019年4月~7月の間によく読まれた記事のランキングが出ました。 style.nikkei.com おかげさまで私、平康慶浩の記事も、4位と7位に2つランクインしています。 「人事コンサルタント、平康慶浩さんの「プロが…

理念とか人材基準とかを意識しない経営者ほどあとでそれらにやられてしまう

「立ち上げたばかりの会社だからこそ、理念と人材基準(期待する能力や職務において譲れない軸)が必要だ」とつくづく思うのです。 多くの組織・人事についてのコンサルティングをする中で、そこのところを間違えておかしくなってしまっている会社をたくさん…

リア充キャリアな人がしんどさを感じるとき

素晴らしいキャリアの方々と話をしていて、あれ?と思うことがあります。 なんというか、すごく内向きになってしまっていて、こちらが励ましてもあまり励ましになっていないな、と感じられるときです。 なんかつらいことでもあったのかなぁ、と想像するので…

人事制度設計についてのノウハウを公開しています

最近、うちのスタッフがホームページをどんどん更新してくれています。 ちなみに私は別に指示してないです。 自発的行動って素敵。 で、気が付けばこんなページができていました。(リンクは画像の下にあります) 人事のノウハウ https://www.sele-vari.co.j…

給与の仕組みは大きく分けて4タイプになっている

style.nikkei.com 日経の記事ですが、人事制度寄りの内容にしました。 いつもだと怒られそうですが、キャリアの考え方にもからむので許してもらえたみたいです。 で、言いたいのは、毎年ほぼ確実に給与が増える「年功報酬」があたりまえの時代から、転職でき…

ダメ出しから始めるよりも良い育て方はある

旧いタイプの教え方に、まず自分なりの方法でやらせてみる、というものがあります。 そして結果がダメだったら修正しながら教えるというやり方です。 比較的年配の方にこの方法をとられる人が多いのではないでしょうか。 この方法は、教える側にメリットがあ…

給与の変化についての記事を書きました

style.nikkei.com 毎度の日経スタイル記事ですが、今回から次回にかけて給与の変化を書いています。 ぜひご一読ください。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

40才過ぎたら、自信は持っても自分の実力を信じないのが大事だと思う

成功するためには、根拠のない自信を持つのが大事だ、ということがいろんなところでいわれます。 錯覚資産についての話なんかも、そんな内容を含んでいますしね。 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 作者: ふろむだ 出版社/メーカ…

頭を使うということは、体を使うことだったりする

大学院で教えていたり、あるいは弊社の従業員に作業指示をしていたりするとき、課題を前にして悩んでいる姿をよく見かけます。 あるいは、出てきたアウトプット(レポートとかプレゼンテーション資料とか)の品質が足りなくて、修正を指示したときにも悩んで…

出世は専門職型へ

style.nikkei.com 今回の日経スタイルの記事は、少し人事制度寄りの話です。 責任が増えるから管理職になりたくない、という人が増えている中で、出世の基準も変わりつつあるというお話です。 よろしければご笑覧ください。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

会社の本音はどうすればわかる?

ダイバーシティとか働き方改革とか、変革が進んでいますが、本音のところはどうなんだろう? という記事を日経に書きました。 style.nikkei.com しばらくはこんな感じで、本音を知るための記事を書く予定。 次回は2週間後ですが、その際にはあらためてご紹介…

人事改革のシズル

シズル、という言葉をご存知でしょうか。 営業コンサルタントのエルマー・ホイラーさんが1930年代に提唱した概念だと言われていますが、私自身が知ったのは20年ほど前、はじめて飲食チェーンの人事制度設計を手掛けたタイミングでした。 原著は何度か邦訳も…

人事制度はただのルールなので嫌ってても仕方ない

日経スタイルの連載でこんな記事を書きました。 style.nikkei.com この記事を書こうと思ったきっかけは、記事の最初の方に書いているようなことが理由です。 なんで自分の会社の人事制度があたりまえだと思ってるの? という疑問です。 でも考えてみれば、世…

新卒で選ぶべき会社の軸は「安定」か「変化」か

採用媒体としてWantedlyを使ってみています。 わりと弊社にはマッチする媒体のようで、5月と6月にそれぞれ1名ずつ新規に採用する可能性が出てきました。 HR領域で専門性の高い人はほぼ見つからないのですが、ポテンシャルのある人材が散見されます。 そ…

今後の日経スタイル執筆予定

style.nikkei.com 毎度の日経スタイルなんですが、4月23日に更新されていました。 一応平成最後の更新ですが、特にそれについて何か言及しているわけでもありません。 そして令和最初の更新は、5月13日に予定しています。 で、そこからしばらく、こん…

キャリアのあがりについての話

隠居にあこがれる人が多いですよね。 けれどもそういうことができる時代ではなくなってきたなぁ、とも思ったので、そのことをいつもの日経スタイルの連載で書いてみました。 style.nikkei.com ちなみに私は隠居する気はないです。 中学生くらいのときに漠然…

就職課は学生に職業を紹介するにあたって倫理を持つべきだ

2016年に書いたこの記事をもとに、某著名ビジネス誌で取材を受けました。 style.nikkei.com 4月末くらいに掲載されるはずなんですが、令和を迎える現在、この時のデータはどうなっているのかとういう分析を踏まえた話をしました。 そこであらためて感じたの…

3月決算の会社って実は少ない

3月も半ばをすぎれば、人事部門は大忙しの時期かと思います。 退職、評価、給与改定、昇進昇格、異動、そして採用と教育など。 弊社も例年であれば3月末締め切りの人事制度設計が複数走っていておおわらわなのですが、今年に限っては12月末導入、1月末導入、…

結果を評価するより期待を示したほうがいいよね

style.nikkei.com 日経スタイルの3月26日更新分では、評価を受ける側としての、人事評価の使い方を書きました。 最近特に、結果を評価することの意義が低下しつつあります。 そもそも、結果を示されてからだとどうしようもないですしね。 そして会社としても…

イノベーションは「値上げ」と考えるとわかりやすい

人事コンサルティングをしていると「わが社ではイノベーションを重視していきます」というようなことをよく聞きます。 だから、従業員や役員がイノベーションを起こせるような人事制度がほしい、と。 気持ちはよくわかるのですが、じゃあ「イノベーションっ…

研修の使われ方っていろいろだったりする

日経スタイルの記事が更新されました。 style.nikkei.com 今回は、研修の際に人事部門が受講生をどう評価しているのか、という話。 後ろに人事部門の方々が座っているタイプの研修の場合、評価されている可能性を考えておいたほうが良いと思います。 研修く…

部長以上の役割は課長とどう違う?

以前、「担当者」「係長」「課長」それぞれの役職に違いがあるという話をしました。 hirayasu.hatenablog.com 今回はその上の部長とか役員についてもそんな「一言でいうと」どうなるのか、ということを整理してみたいと思います。 ちなみに前回、 「担当者」…

人生100年時代は退職金も超大事

人事制度全般をつくるセレクションアンドバリエーションですが、なかでも特に専門性の高い領域については、別の専門家にお任せする場合があります。 そのひとつが「退職金」に関する諸制度。 一般的な評価報酬制度が在職中のものであるとしたら、退職金は、…

役職が違うことの意味(ヒラ・係長・課長編)

役職の違いによって役割が違う、ということはあたりまえなんですが、じゃあ何が違うのか、ということについてはなかなか難しいわけです。 たとえば新卒一年目の社員が入ってくると、2年目の先輩とかって超できる人に見えたりしますよね。3年目の先輩とかっ…

「未来の教室」広島の最終報告会をオープンに開催します!

立命館大学東京キャンパスを中心として、経産省からの受託事業として進めてきた「未来の教室」チェンジ・メイカー育成プログラムの最終報告会を広島で開催することが決まりました。 日時と場所は下記です。 2月2日(土)14時~16時 広島県民文化センター5階 …

会ってみたい人たちと行動をあわせていく

プライベートで話が合うのって、自分の年令を中心にだいたいプラスマイナス10%じゃないかなぁ、と思っています。 私の場合だと、2019年1月現在で49才なので、44才~54才がメイン。 年を取るほどに話が合う年令は広がる気がします。 10代の頃とか、2学年離れ…

ボスザルの会社に入ったら優秀なほど追い出されたりする

長い社歴の会社とのおつきあいで感じたことを、ビジネスモデルと人事、という切り口で書いてみました。 それが今週の日経スタイルの記事です。 style.nikkei.com なぜ社歴の長さが、ビジネスモデルと人事、と関係するのかといえばそれは社歴の長い会社に「一…

タレント・マネジメントの本質は人が辞める前提

ご存知の方もいらっしゃいますが、私はセレクションアンドバリエーションの代表以外に、二つの団体の理事もつとめています。 そのひとつが特定非営利活動法人の人事コンサルタント協会。 人事コンサルタント協会は人事の専門家育成を支援します 先日12月8日…

群れなくなった私たち

日本は農耕社会を軸にムラ社会として発展したという説があります。 必ずしもそうではない、という意見はあるようですが、高度成長期の企業での働き方にはそういった側面がありました。 それらはマイナスの側面を持つようでいて、強いプラスの面も持っていま…

「できる限り最高のもの」を求める社風の是非

働き方改革の実践セミナーを開催することが増えました。 ※ 弊社でも来年1月に東京・大阪・福岡で開催を予定しています。 特設ページはこちら。 www.sele-vari.co.jp 先日も某メガバンク主催のセミナーで登壇しましたが、そこで喜ばれるのはやはり実際の事例…