2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「平康さんの本には、サラリーマンが持つべき専門性についての定義がいくつかありますよね。でも自分自身にどんな専門性があるのか、うまく説明できない人って多いと思うんです」 「うーん、そんなもんでしょうか?」 「たとえば20代後半から30代前半の人た…
(当記事は、月刊人事マネジメント2014年3月号から1年にわたって連載した記事を、2015年の現状にあわせて加筆修正したものです。) 前回記事はこちら。 【人件費の近未来1-3】 いくらベースアップすればいいのか - あしたの人事の話をしよう 2015年度対応は…
他社よりも先んじてベースアップを実施すれば、労働市場では優位に立ちやすくなる。 しかし他社がまったく対応しない状況で、自社だけが対応するとすれば、利益率を若干押し下げてしまう。 ベアを実施したところで、社内のモチベーションが中長期的にプラス…
ベースアップは行うべきなのか。 消費税10%への再引き上げは延期されたが、5%から8%への引き上げ影響は意外なほどに大きかった。 2014年のベースアップ平均は約2%だったが(連合発表)
(当記事は、月刊人事マネジメント2014年3月号から1年にわたって連載した記事を加筆修正したものです) 今回からの連載では、人事部門に直面する人件費についての課題を、4つの性質を踏まえて解きほぐしていく。 可能な限り、人事部門がとるべき選択肢も具…
僕たちは、すきま時間のような、細切れの時間をうまく使おうとする。 それはたしかに大事なことで、うまく使いこなせれば有意義だし、生産性もあがる。 スマホや電子書籍はすきま時間の活用に最適だ。 でもすきま時間が生み出す価値は、まとまった時間よりも…
■ 「すきま時間」はビジネスチャンスなのか 時間資本主義の到来: あなたの時間価値はどこまで高められるか? という本を読み終えた。 無駄に捨てるしかなかった「すきま時間」がスマホなどで埋められることになったから、消費の傾向が激変した、という分析は…
前回記事はこちら。 僕が59才になるときの「確定」人口グラフをつくってみた - あしたの人事の話をしよう 今回は、紹介したグラフの僕なりの読み解き方を書いてみる。 結論を一言で言えば、「40代以上にこそ多様な活躍が求められる」ということだ。 ■ 40代前…
世の中には「確定した未来」というものがある。 人口動態、がその一つだ。 僕はいろいろな会社や組織で人事制度をつくる仕事をしているので、人口動態と言うマクロの動きも意識している。 人口動態は国勢調査でわかるのだけれど、国勢調査は5年に1回しか調査…
前回記事はこちらから【6-1】風通しのよい一枚岩の組織をつくる - あしたの人事の話をしよう ■ 従業員の声はまず管理職から 情報公開が進めば、そこから発生した従業員の声をどのように集めるのか、ということが次の課題になる。 そのためにアンケートや匿名…
前回記事【5-3】退職を卒業に変えれば、スモールワールドネットワークが生まれる - あしたの人事の話をしよう ■ 意外に伝わらない経営の思い 年初や半期ごとに全社集会を開催したり、あるいは社内報を発行したりすることで経営層メッセージを発信している会…