転職のその先を考える
隔週連載の最新記事が掲載された。
僕が書いてきた出世の話は、基本的には会社の中での話だ。
今回も会社の中の話だけれど、少しだけ外に出る話を書いた。それが転職だ。
2000年以降の働き方に変化を与えたものはいくつもあるけれど、その中の大きなひとつがこの転職だ。
転職なんてする奴はクズ。そう思われていた時代がたしかにあった。
けれども今は逆に、合わない会社で我慢する奴はバカ、という風潮になっている。
合わない会社から抜け出す選択肢を与えてくれる転職は、とても自然なことだ。
けれども、転職そのものは出世とは関係しない。
仮に、今よりも高い年収で転職できたとしても、それは成功じゃないし、ましてや出世であるわけがない。
会社の中で生き続ける限り、今の場所で頑張っても転職しても、最終的に同じになる。あたりまえだけれど。
今回はそんな話の前半を書いた。
続きは2週間後だから、7月5日(火)になる。
どうぞお楽しみに。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)
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