自分の常識を変えてゆけるか
日経スタイルの今週の記事は、ここ3年ほどの中で吸い上げてきた若者からの意見を反映したものだ。
今経営者の平均年齢は59才を超えた。多分来年は60才を超えるんじゃないだろうか。
今60才くらいの人たちの常識は、いわゆる昭和の常識だ。
それはそれで一時代を作ってきた考え方なり価値観なわけで、決して否定すべきものではない。
ただ、彼らが社会に出てから40年ほどが立つ間に、常識は大きく変わってしまった。
核家族どころか単身世帯が標準になり、同質性より多様性が尊重されるようになった。
我慢することよりも素早く行動することが重視される中で、既に仕組みを作った側にとって都合の良い常識を強いることはもう不可能だ。
だからこそ、僕は50代からあらためて学ぶことが大事だと感じている。
ちょうど来年、僕も50才になる。
こんな本も読んだことだし、僕自身の常識も少し考え直してみる必要があるだろう。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)