あしたの人事の話をしよう

人事コンサルタント 平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

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会ってみたい人たちと行動をあわせていく

プライベートで話が合うのって、自分の年令を中心にだいたいプラスマイナス10%じゃないかなぁ、と思っています。

私の場合だと、2019年1月現在で49才なので、44才~54才がメイン。

 

年を取るほどに話が合う年令は広がる気がします。

 

10代の頃とか、2学年離れたらもう話があわないなんてこともありましたよね。

20代だともう少し幅広く話せるようになるけれど、30才なんておじさん、とか思っていたりしました。

もちろん人と話すのが好きな人ならそんなしばりはないと思うのですが、普通のコミュニケーション能力だと、どうしても年令が近いかどうかは気になるところです。

 

で、これがビジネスになるとちょっと変わりますよね。

年が離れているけれど話が合う人もいるし、同じ世代でもぜんぜん話があわない人も普通です。

ビジネスでは、年令よりも大事な基準ができるからです。

 

それは経験。

 

たとえば私は学部卒で最初の会社に入りましたが、同期には院卒や第二新卒も割といました。

たしか一番上で28才くらいまでいたように覚えています。

けれども同期同士の集まりでは年令は誰も気にしていませんでした。

同じ会社に入って1年目、という経験がコミュニケーションを容易にしていました。

 

20代も半ばを超えると、厳しい仕事も増えます。

上司に厳しく指導されて半泣きになりながら徹夜仕事を繰り返していた頃だと、やはり同じように厳しく指導を受けている同僚や、あるいはそんな経験を経てきた人たちと盛り上がったりしました。

 

管理職になった時だと、同期よりもむしろ新任管理職同士で話があいます。

年齢の幅は広がりますが、やはり同じ悩みを共有できることが大きな強みとなります。

社外の研修だとしても、悩みに似た点があれば、すぐにうちとけたりもしました。

 

私が教鞭をとっている、グロービス経営大学院のみんなのFacebookへの書き込みを見ていても、年齢は10才以上の幅があるのに、共に語り成長していることがわかります。

それもやはり、同じような課題意識をもって大学院を選択し、学んでいるからでしょう。

 

そんなことを考えながらふと思ったのは、これから私はどんな人たちと話が合うようになるのだろうか、ということでした。

 

たとえば私が今までの経験を活かしながら、さらにコンサルタントとしての実力を高めていけば、現役でプレイヤーとして活躍している人たちと話が合うのでしょう。

 

あるいは、経営者として戦略を定め、人と組織を育て、事業をそだてていけば、経営者と話が合うようになるでしょう。

 

あるいは、仕事と家庭のバランスをとりながら、家族で楽しめる趣味に打ち込んでいけば、家族やプライベートを大切にする人たちと話が合うようになるでしょう。

 

さらに思ったのは、そうして話が合うようになった人たちとは、たとえ年令が離れていても一緒に楽しくすごせるのだろう、ということです。

 

だとすれば「会ってみたい人たち」と話が合うような、そんな生き方を選んだほうが楽しいのではないかなぁ、と考えました。

 

ではどんな人たちと会ってみたいか。

 

たとえば私は「頭の良い人」にあこがれています。

一を聞いて百を知るというか、「そもそもその一を指摘したあなたの本質はこうだよね」みたいなところまでを見抜いて、それをあえて口に出さずにうまく話を展開して、こちらだけじゃなく、みんなに気づきを与えてくれる、みたいな人とかすごくあこがれるわけです。

 

まさに会ってみたい人たち。

 

で、そういう人って実は20代後半から30代半ばくらいまでがそういう資質のピークだったりするんじゃないかと思うわけです。実際にその世代のビジネス界の天才っぽい人たちってすごいわけで。

 

となるとその人たち=今の自分よりも一回り以上若い天才たちと話が合うようになるためには、同じような悩みを共有できなければいけない。

 

それは何だろう、と思うと、それは「人類共通の課題解決」に尽きるのかなぁと思ったのです。

 

たとえば火星に行きたい、とか、老化したくない、とか、誰もまだ見たことのないものが見たい、とか。そのために起業という手段を選ぶ人もいれば、研究を進める人もいれば、周りの人たちに働きかけていく人たちもいる。

じゃあ私も解決したい課題をはっきり持たなければいけないのではないかと考えるに至ったのです。

それはたとえば「勉強したくないし努力したくないし何やっても続かない人たちが自然に成長できる仕掛けづくり」とかだったりします。

とそこまで考えて、セレクションアンドバリエーションの「人と組織の成長をあたりまえにする」というビジョンとうまくつながるじゃないか、と気づいてみれば、今年もやっぱりいろいろとチャレンジしなきゃなぁ、と思う次第です。

 

それではみなさん、本年もどうぞよろしくお願いします。

 


平康慶浩(ひらやすよしひろ)