リア充キャリアな人がしんどさを感じるとき
素晴らしいキャリアの方々と話をしていて、あれ?と思うことがあります。
なんというか、すごく内向きになってしまっていて、こちらが励ましてもあまり励ましになっていないな、と感じられるときです。
なんかつらいことでもあったのかなぁ、と想像するのですが、その場ではなかなか気づけません。
なぜなら、最近会ったこととかを聞いても、うらやむような素晴らしいことばかりだったりするからです。
で、再会を約束してわかれたあと、少し心配しながら歩く道すがら、もしかして、と考えたことがあります。
出世頭と自分を比べてるのかも、って。
そしてその出世頭って、自分が若いころの同期たちの間でなのかも、って思ったのです。
さすがに有名幼稚園、というのはないでしょうが、小学校から中学校までエスカレーター式の有名な学校にいた人とか、あるいは日本有数の高校にいた人とか、またまた大学とか大学院とか様々な段階で優秀な人たちの集まりに属する場合があります。
新卒で最初に入った会社なんかもそうですよね。
で、それから20年もたてば、人生のわだちはさまざまです。
成功した人もいれば、それなりの人もいます。時には少し不遇になっている人もいるでしょう。
けれどもまあ、普通はそれなりに予想の範囲に収まっているものでしょう。
しかし、とても優れたキャリアの方の場合だと、ちょっとレベルが違う場合があることに気づきました。
出世頭が新聞に毎日とりあげられているとか。
テレビをつけたらよく顔を見るとか。
仕事で関わる中で、かなり上位のポジションにいることを知るとか。
とんでもなく成功している人の割合が、結構多いのではないかと思ったのです。
だとすると、これはしんどいなぁ、と。
SNSが普及して、かつての友人・知人たちにつながりやすくなりました。
それは懐かしさや新しいきっかけを生んでくれる半面、しなくてもよい比較も生んでしまうのだな、ということをあらためて思い出します。
だからSNSを見ない、という人も一定割合でいらっしゃいますよね。
ただ、素晴らしいキャリアの人たちは違うのですね。
普通に暮らしているだけで、かつての友人たちの活躍を知ることになる。
それは自分が思う自分になれていない場合には、とてもしんどいことなんだろうなぁ、と、比較的ゆるいキャリアを歩んでいる私なんかは思うのです。
そんな時にどんな声をかければいいのかな、と思うのですが、実はこう書きながらもわかっていません。
もしなにか良い助言を思いつかれた方は、個別にお教えください。
気づかないふりをする、というのが一番良い答えなのかもしれませんが。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)
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