あしたの人事の話をしよう

人事コンサルタント 平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

じつは僕が毎日同じメンバーでランチするのが苦手だというだけのお話かも

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書いた日経スタイルの記事のタイトルが、同僚とランチ、みたいになってて、それで社風が見極められるとかなんとか書いてる。

ちなみに記事は書いたけれどタイトルは書いていない。毎回のタイトルは編集の方の力作だ。しかもタイトルは柔軟に変更されている。キャッチーなタイトルづくりのうまさにはいつも感嘆する。

style.nikkei.com

 

で、タイトルにあるような内容は、確かに最後の方に書いてはいるけれど、それはまあぜんぜん本題ではない。

 

記事の中に「孤独型」「対面型」と書いた内容は、それぞれ次のような感じ。

 

孤独型:仕事に没頭できる性格

対面型:人と話すことを楽しめる性格

 

それらの特性を踏まえて、職場を選ぶと間違わないよ、ということなんだけれど、実はこれはまったく逆のことを言いたかったのだ。

けれどもそう書くと問題かなぁ、と思って上記のように書いた。

 

本当に書きたかったのはこういうことだ。

 

孤独型の人というのは、「仕事に没頭できる性格」である一方「人と話すことでストレスを感じる性格」の人。

対面型の人というのは、「人と話すことを楽しめる性格」である一方「ずっと一人にされるとストレスを感じる性格」の人。

 

つまり、ストレスの感じ方と、職場の雰囲気を合わせないと失敗するよ、ということを言いたかったのだ。

 

何が楽しいかがポイントではない。

何が嫌なのか、がポイントだ。

人は楽しいことには慣れてしまうけれど、嫌なことには慣れることがない。

 

 

平康慶浩(ひらやすよしひろ)

とんでもない上司がスタンダードだ

日経スタイルの連載記事。今回はとんでも上司への対応方法だ。

style.nikkei.com

 

とんでもない上司というのは実はとても多い。

でも認識を変えてみれば、その理由が見えてくる。

 

たとえばできる人が出世して上司になる。

すると、できる自分を基準に物事を考えるようになる。

部下から見れば、とてもついていけない要求ばかりしてくるモンスター上司になる可能性が高い。

 

あるいはとんでもない上司の下で苦労して出世し、上司になった人がいる。

すると、とんでもない上司があたりまえだ、と考えてその真似をしてしまう。

とんでも上司の再生産だ。

 

 

要は、上司としてのふるまいを知らない人たちが上司になるのだから、そりゃとんでも上司になるだろう、ということだ。

 

逆に、したっぱの間に「できる上司」みたいな行動を取っている人は?

たとえば、伸び悩んでいる後輩に助言をして自主的な改善を促しているとか、結果を出した同僚を惜しみなく称賛してさらにやる気を高めているとか。

多分そういう人は、直属上司からは評価されない。2階層上の上司の目に留まったりすると抜擢されるのだけれど。

「あの人いい人なんだけれどね」と言われ続けてしまう。

 

だから上司とはみんなとんでもないものだ、と考えておいた方がよい。

そして、自分自身もきっとそうなる、という自戒も込めて。

自分もそうなるかも、と思える人は、一度はとんでも上司になったとしても、そこから必ず成長できる。

 

 

平康慶浩(ひらやすよしひろ)