あしたの人事の話をしよう

人事コンサルタント 平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

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できる人になりたいなら、主張よりも質問を覚えよう

ディベートの勉強、というと、自分の意見をどう主張するか、ということがクローズアップされがちです。
どこぞの大学のディベート研究会では、相手の反論をどうつぶすか、と言うことを教えるとか。

競技としてのディベートならいいんですけどね。

実社会でコミュニケーションとして通用させるためには、それらは、ただの基本スキルだと感じます。

Aと言う意見に対して、Bをぶつけるとか。
Aに対して、アンチAをぶつけるとか。
そこで生じた矛盾をつくとか。

正直どうでもいい。
それらは生産的ではないからです。

勝つためのディベートには、生産性がないのです。

もちろん、主張はできなくてはいけません。
それはあなたが「優秀な人」であることのものさしになります。

でも、もしあなたが「できる人」になりたいのなら、質問を覚えましょう。

優秀な人は反論が上手です。
そもそも、テーマ設定が上手だし、論理構成もしっかりしている。
そして、反論者をすべて論破してくれます。

そんな優秀な人でないあなたはどうすればいいか?

優秀な人に質問してください。

「なぜそう思うのか」
「なぜあなたはそれほど強く主張するのか」
「そうすればどんなメリットが生まれるのか」

優秀な人は、それらにすべて答えてくれます。
答を持っているから、というだけではありません。
自分の優秀さをひきたててくれる、そんな質問に興奮するからです。
興奮すればするほど、さらに饒舌に素晴らしい答えを披露してくれます。

重要なことは、その周りの人たちです。
評価するのは、その周りの人たちだからです。
優秀な回答をするその人に対しては、もちろん高い評価を与えます。
でも、その回答を引き出す質問をしたあなたにも、高い評価を与えてくれます。

このことは、どんな学校でも、どんな本でも教えてくれません。

なぜか?

実は、その学校の教師や、その本の著者が、それを実践しているからです。

あなたが優秀であればあるほど、あなたが共感したその教師、その本を高く評価します。

実は、質問のスキルこそが、最高のコミュニケーションスキルだからです。


これは実は、就職や転職の際にも使えるスキルです。

また、気が向いたら書きます。



ってか、ネタバラシしすぎでしょうかね。


 

平康慶浩(ひらやすよしひろ)