コロナショックで2020年度人事評価がまわっていない
セレクションアンドバリエーションの平康慶浩です。
日経スタイルの連載102回目がアップされました。
「あなたは会社に何を売る 人事評価でコロナに逃げない」
と題しています。毎度のことですが、タイトルは私が考えているのではなく、日経の編集者さんが工夫していただいているものです。
私の元タイトルは「あなたは会社に何を売るべきなのか」だけでした。
編集者さん、うまいなぁ、と思います。
ちなみに評価の現場では、コロナショックで人事評価が回らなくなっている会社も多いのです。だから今まで以上に、自分が何に貢献してきたかを、評価される側からアピールできないと、どうしても低い評価になってしまいます。
また、視点を会社や人事部に置き換えてみると、そんな状況でどんな運用をすればよいのか悩んでいたりします。
たとえば、具体的にはこんな課題を聞いています。
・評価のための目標が設定できていない。そもそも事業計画がつくりなおせていない。
・リモート面談が十分に機能していない。
・一人一人が何をしていたのか見えない。行動評価ができない。
・成果だけで見ると低い評価にならざるを得ないが、今の人事制度では、大勢が低い評価になることを想定した運用ができない。
そこで弊社では緊急セミナーとして、こんなプログラムで無料セミナーを開催することにしました。
【2021年緊急開催】コロナで実施できていない目標管理制度の評価運用実務対策
【プログラム】
■面談が実施されないまま1年が過ぎた
・一人一人が何をしているかわからない
・一律で成果が下がっており評価を低くせざるを得ない
■緊急対策案
・各チームミーティングの開催
・成果の自己申告
・等級定義を踏まえた評価基準設定
・全社調整会議
■そもそもなぜそうなっているのか
・プランBを含めた事業計画がなかった
・個々の役割が明確でなかった
・コミュニケーションが同時・同場所が前提だった
■今後変革すべきポイント
・A/Bゴールを示す
・アクションプランについて徹底して合意
・非同期コミュニケーションの仕組み化
・同期コミュニケーションの定例化
・成果行動に向けた評価報酬改定
今回はリモート開催を前提として、あえて無料にすることで、今まで以上に大勢の方に、知見を届けたいと思っています。
ぜひ上記リンクからお申し込みを。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)
追記
他にもセミナーを開催しているので、そちらもぜひ!
出世して何を得たいのかを考える
日経スタイルの連載で、出世のその先について書いてみました。
アメリカのビジネスジョーク「漁師とコンサルタント」の話のように思うかもしれませんが、もし欲しいものが「自由」だとすればそれもよいのでは、ということです。
先日お送りしたメルマガの記事では、ここからもう少し発展させ、階級移動の話もしてみました(後日こちらにも掲載します)。
のんびり暮らして今が足りている。
そんな生活を望む人は多いのかもしれません。
そしてリスクが顕在化した際には、縮こまって生活するか、あるいは公的機関に頼るか。
コロナのようなブラックスワンだけでなく、100年に1度の気象災害が毎年来るような時代になっています。
リスクに対応するために、今足りていることに満足するのでなく、明日に備える生活をできればよいと思っています。
出世もまたそのための手段です。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)