都道府県別年収分析(前編):意外な県の平均年収が高い!
クライアントとのミーティング資料をつくりながら、とある統計処理をしなければいけなくなったのだけれど、ついでにやってみた分析が面白かったので掲載してみる。
(寒さのため、花見の予定をキャンセルしたので時間が余ったということもある。)
元データは、厚生労働省が毎年発表している賃金センサスデータ。
いわゆる「賃金構造基本統計調査」というやつだ。
■ 都道府県別の年収ランキング
この調査には月給と賞与の都道府県別のデータが記載されている。
だから、月給×12か月に賞与額を足すと、年収データが出てくる。
そのランキングを出してみると、意外な県が上位に入っていたのだ。
この表には年齢とか勤続年数も入っているのだけれど、これは後編で分析結果を話す。
ここでは右端の年収(千円単位)を見てみよう。
1位が東京なのは当然。2位が神奈川というのもわかりやすい。
大阪在住の僕としては、愛知に3位を譲っているのが悔しかったりするけれど、愛知県は日本の景気動向と密接に関わる県でもあるし(これは長期時系列で分析したときにわかった)、まあ仕方がない。
で、意外なのが5位だ。
また、6位から8位までもともかくとして、9位と10位も意外だった。
ヒントを書いてみよう。
5位は関西
9位は県内の東西でそれぞれ所属する地域区分意識が違う県
10位は関東
さて、それぞれどの県だろう。
答は次回、
を読んで見てほしい。
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