自律したビジネスパーソンはどこにいるのか
今回も日経スタイルが無事更新された。
隔週連載というのは案外きついもので、掲載された翌週には書き上げて、とあまり息をつく暇がない。
ともあれ、今回の内容は、中堅社員を中途採用したからといって、即戦力ってわけじゃないこと。
即戦力=専門性が高い自律的なビジネスパーソン、ということになると考えている。
このうち、専門性についてはなんとかなることが多いが、自律的かどうかが確認しづらい。
とても素晴らしい実績を持っているから、是非に、と採用して役職につけてみたら「あれがたりない、これがたりない」という不満しか言わず、挙句の果てには「こんなに基本がなっていない会社とは思っていなかった」といって飛び出してしまう。
ベンチャー採用でのあるあるだったりするけれど、それ以前にそもそも、自分で仕事を作れる自律的な人がとても少ないという事実に気づくべきだ。
そんな話を日経スタイルに書いたけれど、では自律的な人をどう見つければよいのか、といえばこれは、アセスメントしかない。
そのための講座を、11月28日に、労政時報カレッジで開催する。
ぜひ多くの会社で活用してほしい知見だ。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)