支えるリーダー
一人の休みには本ばかり読んでいます。
良い本も、良くない本も、どれも気づきを与えてくれます。
どんな本も、それを書くために著者が結構な時間をかけています。
その時間に敬意を表したいです。
こんな本を読みました。
奉仕するリーダーが成果を上げる! サーバント・リーダーシップ実践講座
- 作者: 真田茂人
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: 単行本
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サーバントリーダーシップを「哲学」だ、と言い切ってしまっているところがいさぎよいです。
変化の少ない時代にはマネジメントが有効。
変化が多い時代には、人々のイノベーションを発揮させなければいけない。
それを支えるものがリーダーシップであり、サーバントリーダーシップである。
よく読むと、成功したリーダーはみなサーバント的な言葉を発している、という表記が目につきます。
若干こじつけっぽくも感じるのですが、哲学なので解釈次第と言うことだと思います。
目の前の難局にあたったとき、リーダーの器に頼ってそれを乗り越えようとするのではなく、組織としての力を発揮しなくてはいけない、という指摘には強く納得します。
リーダーが、プレイヤーとしての自分の限界を感じた時に、自分に適したリーダーシップを考えるための指針となるのではないでしょうか。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)