マネジメント
労政時報の3914号(2016年8月12日発行)に、こんな記事を書いた。 『女性活躍に向けた企業の戦略的対応』――共働き時代において会社も個人も互いに自律的になるための視点と取り組み WEB労政時報から見ることもできるけれど、こちらはそもそも労政時報を購…
組織のリーダーの要件はいろいろと言われているけれど、僕自身は「決めること」だと思っている。 なぜこういうことを言うかと言えば、リーダーの要件は「戦略を立てられること」だという人に出会ったからだ。 たとえば、ソフトバンクによるARM買収は、孫…
2015年の夏頃から、名だたる欧米の企業で年次業績評価制度を廃止した、という報道がされている。 僕が昔在籍していたアクセンチュアもその中に含まれているので、実際にどんな改革を進めたのかを聞いてみたりもした。 また、他の会社での改革についての調査…
会社の中で、上司というのはとても重要な位置づけだ。 若者の退職理由の大半は「上司と相性があわなかった」というものだし、逆に部下が活躍した背景には上司の助けがあったりもする。 上司になった人たちは、誰もが「尊敬される上司」になりたいと思うので…
今年に入って、セミナーとかスクールとかで登壇するときに、受講者の方々に質問することがある。 「最近、自分自身を含めて、サービス残業している人ってどれくらい見ますか?」 答はどれくらいだと想像されるだろう? 延べ数百人以上には質問したが、挙手す…
■ 人事の仕組みと運用は補完的 人事制度は、仕組みそのものよりも運用が重要だ、と言うことをよく言われる。 たとえばこんな場合だ。 ・どんな仕組みをつくっても、評価者がダメだったら、制度はうまく機能しない ・精緻な仕組みをつくっても、そもそも使わ…
セレクションアンドバリエーションが提供する研修のひとつに、プロフェッショナル・ワークショップというものがある。 簡単に言ってしまえば、以下のような研修だ。 ・言われたことを言われたとおりに実行するのはただの専門家(エキスパート)だということ…
リーダーシップやマネジメントについて大勢の前で話すとき、たまに話す逸話がある。 それは僕自身が経験したことだ。 あきらかに失敗したときに、上司に言われた言葉がある。その言葉をかけられてから「しばらくして」、僕は変わることができた。 僕が20台後…
先日、SMBCコンサルティング東京で、「人事評価・報酬制度の基礎」というセミナーで登壇をした。 このセミナーのさわりで話した内容が、受講した人たちの心にずいぶんとヒットしたようなので紹介してみたい。 僕は最初にこう質問した。 「今から会社をつ…
僕が早期選抜の重要性を強く感じはじめたのは、一昨年からだ。 その頃、とある大手メーカーの人事制度改革を担当していた僕は、海外から招へいされたマーケティング担当役員と話す中で、あることに気付かされた。 第一に、海外のエグゼクティブは若い、とい…
免疫系システムで組織を説明されたとき、なるほど、と実感した。 親しくさせていただいているある組織のリーダーが、社内でマネジャーを集めて話された言葉だ。 簡単に引用してみよう。 =================================…