僕たちは使う側、使われる側のどちらにもならない
お互いに一緒にやれそうな人に出会ったときに、僕が経営しているセレクションアンドバリエーションへの参画を誘うことがある。
そんなとき、かならず尋ねられる言葉がある。
「ひらやすさんは、この会社で何を目指しているんですか?」
こういう言葉を聞くたびに、創業時の思いを呼び覚まされる。
そして、まだまだ零細だからこそ、何のために会社を立ち上げたのか、本質を常に問い続けなければいけない、と強く感じる。
もちろんセレクションアンドバリエーションのビジョンははっきりしている。
それは以下のページにも掲載している。
で、会社はそうなんだけれど、会社に参画してくれる人に対して何を提供できるのだろう、と考えた。
報酬はもちろんそうだし、スキルもあるだろう。
僕の様に、かっちりした統計手法を用いながら評価制度設計をしているコンサルタントは、そう多くはない。
エクセルシートを複雑に連動させながら、給与テーブル設計からキャリアパスシミュレーション、人件費変動シミュレーションを行う手法なんかもきっと役に立つ。
本を書く機会もすぐに手に入るし、研修講師となることもできるだろう。
けれども、セレクションアンドバリエーションで働く人に提供できるのは、多分、そういうものだけじゃない。
人事のコンサルタントとして、多くの企業で仕組みを作り、多くの企業で働く人の生活を知ることで気づくことがある。
気づいて、目指せる生き方がある。
それは、僕たちは使う側にも使われる側にもならない生き方を選べるようになる、ということだ。
それは「創る側」という生き方だ。
僕たちは、「創る側」になれる。
その生き方は、果てしなく自由だ。
興味のある人は、連絡してきてほしい。
ちなみに内緒だけれど、東京での採用も考えていたりする。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)