プレジデント1月号で年収格差についてのインタビューを受けました
プレジデント1月号の特集は「日本人の給料、貯金、家、年金」というものでした。
だいたいこういう記事の時には私にお声がかかります。
今回もしっかりインタビューを受けました。受けたのはまあ12月なんですが。
WEBからは見られないので、ぜひ買って読んでください。
ただここだけの話「チャレンジしないと給与増えないよ。会社の中にいても転職しなくてもできるチャレンジはあるよ」という内容です。
セレクションアンドバリエーションとしては組織のパフォーマンス向上と個人のパフォーマンス向上をリードしていくので、その中で報酬についての改革も提言してゆきます。
個人的な見解としては、今後数年にわたって以下の流れでの報酬制度改革が、ごく自然に進むと予想しています。
「同一労働同一賃金」適用開始
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各社で職務要件&生産性基準の整理が広がる
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高いレベル(難度や責任)の職務浮き彫りに
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職務別賃金の拡大
おそらく最初はタレントマネジメントの文脈で、一部の人の報酬引き上げ
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平均給与水準の向上
一部に、逆年功報酬の適用
つまり、バブル崩壊時に十分にできなかった年功昇給の是正が進むという予想です。
それは「あいつもいい年だからそれなりの給与を払ってあげなきゃ」という考え方が薄れ「あいつ、いい仕事してるからそれなりの給与はらってあげなきゃ」という考え方が増えるということです。
その分の原資を、仕事の才能はいまいちなんだけれど家庭が大変なおじさん、の給与を下げることで持ってくるのかどうかは経営者や経営状況次第でしょうね。
あるべき論としては、入れ替え、なんですが。
変わらない日常が好きな人にはつらい時代が来そうです。
けれども、成長をあたりまえに考えている人たちにとっては、とても過ごしやすい時代だと思います。
セレクションアンドバリエーションは今年も「人と組織の成長をあたりまえにする」ためにがんばります。
ということで、最後になりましたが、あけましておめでとうございます。
本年も応援のほど、よろしくお願いします。
平康慶浩(ひらやすよしひろ)
(事前告知)
「コンサルタント育成型新人教育プログラム」の提供を開始します。
口頭でお伝えしたレベルでもすでに2社からご依頼をいただきました。
オープンにできる資料は現在鋭意整備中ですが、途中のものでよろしければ、欲しい方はこちらからご連絡をくださいな。
「ブログ見ました」と書いていただけると対応が少し早くなります。