あしたの人事の話をしよう

人事コンサルタント 平康慶浩(ひらやすよしひろ)のブログです。これからの人事の仕組みについて提言したり、人事の仕組みを作る立場から見た、仕組みの乗りこなし方を書いています。

まじめな話と、雑感(よしなしごと)とがまじっているので、 カテゴリー別に読んでいただいた方が良いかもしれません。 検索エンジンから来られた方で、目当ての記事が見当たらない場合 左下の検索窓をご活用ください。

雑誌連載記事

減額転職にもいろいろあるみたい

style.nikkei.com 日経スタイルの記事が更新された。 裏事情を話せば、最近また忙しくなりつつあり、連載の締切に遅れがちになってしまっている。 編集の方には大変申し訳ない。 かれこれ1年ちょっとになるけれど、隔週で連載してみて思うのは、継続するこ…

自責と他責の生み出す効果

日経スタイルの記事を更新した。 今回は少し毛色が違う話だ。 style.nikkei.com さくっと読めると思うし、まあそれなりにみんな「そうそう」と思える話だと思うので、ぜひ読んでみてほしい。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

善悪の呪縛を乗り越えるには、強くなるしかない

経営者と近い位置で働くと、辛いことも多いけれど、学ぶことも多い。 そんな話を、前回と今回とで、日経スタイルに書いた。 style.nikkei.com 考えてみれば、今48才の僕が学生だった頃は、良い学校を出て、就職活動を頑張って大企業とかの安定した会社に入ろ…

ヒトの理屈とカネの理屈、両方理解することが大事

日経スタイルの今回の更新は、給与の決定ロジックを、資本のロジックだけで考えるとどうなるのか、という疑問へのさわりとして書いた。 style.nikkei.com 少し今までと毛色が違うけれど、次回もこんな感じで書いてみようと思う。 平康慶浩(ひらやすよしひろ…

やっぱり割を食ってるのは2000年卒の社会人たちだった

日経スタイルの連載用に、いろいろと統計データをいじっていて、若者の昇給に興味を持った。 というのも、実際に最近設計している人事制度で、20代の若者の昇給額が少なすぎるんじゃないか、という議論もあったからだ。 日経スタイルの更新記事はこちら。 st…

難しく言えばキャリアプラトーということ

20代のうちは改革派なのに、30代になると現状肯定になってしまう。 そんな話について、日経スタイルに書いた。 style.nikkei.com そういう状態を生み出している理由に、会社毎の人事の仕組みがある。 それは14日更新回に記載するけれど、ヤフーニュー…

デキない上司との付き合い方

今週も日経スタイルの記事が無事更新された。 まあ、無事もなにも、原稿を僕がちゃんと書きさえすれば更新されるわけで、より正確に言えば「無事、締切に間に合うように、書き上げることができた」ということなのだけれど。 style.nikkei.com 今回から少し毛…

年功序列崩壊と同一労働同一賃金は、実は同じことを言っている

面白い本を読んだ。 知人の大室正志さんが紹介していた本。大室さんは産業医として活躍されながら、ニュースピックスでもプロピッカーとして活躍されている。 僕がこの本に惹かれた理由は、実は大室さんの紹介文だ。 Facebookの友人・知人向けに書かれた紹介…

レアキャラ価値と同様に、給与もレア度で逓増する

style.nikkei.com 今週の日経スタイルも無事更新された。 人事の仕組みが変化しつつある中で、多くの人に関係する給与の話だ。 評価結果に応じて一万円や二万円の昇給で処遇する時代は変わりつつある。 大事なことは、レアかどうかだ。 ぜひ一読してみてほし…

年収2000万円を稼ぐためのまっとうな方法

以前は年収1000万円が高額所得の基準的に言われていたりしたけれど、最近そのハードルが上がっている気がする。 たとえば人材紹介会社の広告でも1500万円、2000万円、といった数字がおどる。 特に東京ではその傾向が強い気がするのだけれど、そ…

2016年に読まれた「キャリア」記事ランキングに6記事が入りました

************************************ 2017年 あけましておめでとうございます。 当ブログをご覧いただいている皆さまにとって、今年も成長の年であられますことを祈念しております。 セレクションアンドバリエーショ…

プレイヤーからマネジャーになる「べき」とき

日経スタイルの記事が更新された。 style.nikkei.com 今回は出世の中でも重要な、視点の切り替えについての具体的な話だ。 仕事ができる人ほど、ついついプレイヤーとして活躍したいと思ってしまう。 けれどもそうしている限り、組織は決して大きくはならな…

二番手出世が得をするのかも

style.nikkei.com 日経スタイルの更新が無事行われた。 20年くらい続いた企業で、ほぼ確実に起きる世代間の問題だ。 ぜひご一読いただきたい。 平康慶浩

壊れたものはもう戻らない

style.nikkei.com 日経スタイルの連載が更新された。自分なりに正しいと思ってリーダーシップを発揮したら、すべてが壊れてしまったというお話だ。脚色したので、多分関与していた人たちであっても自分たちの事とは気づかないだろう。 ちなみにこの事例、実…

自律したビジネスパーソンはどこにいるのか

style.nikkei.com 今回も日経スタイルが無事更新された。 隔週連載というのは案外きついもので、掲載された翌週には書き上げて、とあまり息をつく暇がない。 ともあれ、今回の内容は、中堅社員を中途採用したからといって、即戦力ってわけじゃないこと。 即…

リーダーを決めるのはリーダー本人ではない

今回も無事、日経スタイルの連載が更新された。 style.nikkei.com サムネイルに、私が作ったパワポの絵がそのまま使われていてちょっとびびった。日経スタイルの編集さん、時間なかったのかな。 ともあれ、伝えたいことがうまく書けたかどうか。 ぜひご一読…

あなたはスペシャリストとゼネラリストのどちらになりたい?

style.nikkei.com 日経スタイルの連載が更新された。 今回は、スペシャリストとゼネラリスト、それぞれの生き方が出世にどう関係するのかという話だ。 会社の中で出世していくと、次第にゼネラリストにならないといけなくなる。 社内の人間関係をたくさん構…

またタイトルを変えられたー

style.nikkei.com 日経スタイルの連載が更新された。 でもまたタイトルを変えられてしまった。 「昇給より昇格 課長になれば100万円の年収アップ」 というタイトルはどれくらい読者に届くのだろう。 私が出していたタイトル案は以下のモノ。 「出世しないと…

あなたは自分の職業を答えられますか?

style.nikkei.com 日経スタイルでの連載が更新された。 僕がつけたタイトルは 「あなたは自分の職業を答えられますか?」 というものだった。 ぜひそのタイトルだと考えて、読んでみてほしい。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

グラフだけアップしてみる

日経スタイルで連載記事を書きだして、気が付けばもう半年ほどになった。 ちなみにリンクはこちら。 「プロが明かす出世のカラクリ」 ちなみに、3000字程度のこの記事でも、ひとつひとつに没校はけっこうある。 編集さんに没にされたことは一度もなくて、い…

経済も経営も、本質は「稼ぐ人を増やす」ということ

日経スタイルでの隔週連載は、執筆時に頭があっちいったりこっちいったりしてとても難産なのだけれど、その分だけ普段あまり考えない領域のことも調べられてなかなか刺激になる。 来週火曜日(8月23日)掲載分を書き終えて、ふと興味がわいたデータがあるの…

滅私奉公でないと役員になれないのは当然?

今週も日経スタイルの連載が更新された。 style.nikkei.com タイトルはごく当たり前っぽく書いているけれど、滅私奉公の構造的な理由と問題点について書いてみた。 そもそも本質は、「自分の会社に滅私奉公しない経営者」、についてくる人はいないだろうとい…

日経スタイルの連載が更新されました

style.nikkei.com 一週あいてしまったけれど、日経スタイルの連載を更新した。 出世することについて、少し客観的に見た内容だ。 一度ぜひ読んでみていただきたい。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

キャリアダウンを避ける方法を書きました

転職でキャリアアップ、どころか、キャリアダウンしてしまう可能性について書いた。 日経スタイルの隔週連載。 ちなみに今は、続きを書いているところ。 わずか3000字ほどの隔週連載ですらしんどいのに、週刊連載している人たちってすごいんだね…… あ、ちな…

読売オンラインの深読みチャンネルに寄稿しました

読売オンラインからのご依頼で、出世に関する話を寄稿した。 周囲数メートルにいる優秀な人は、意外に優秀じゃなかったりする、という話とか書いた。 是非ご一読いただきたい。 平康慶浩(ひらやすよしひろ)

転職のその先を考える

style.nikkei.com 隔週連載の最新記事が掲載された。 僕が書いてきた出世の話は、基本的には会社の中での話だ。 今回も会社の中の話だけれど、少しだけ外に出る話を書いた。それが転職だ。 2000年以降の働き方に変化を与えたものはいくつもあるけれど、その…

日経スタイルの連載がたくさん読まれたようです

日経スタイルで隔週連載をしているのだけれど、2016年5月24日分は、その日のトップPVだったようだ。 写真の「50代後半で年収が130万円も下がる業界はどこだ?」という記事。 ちなみにリンクはこちら。 リンクのタイトルを見てもわかるのだけれ…

40代で2倍の業界格差(日経スタイル連載3回目)

日経スタイルでの連載3回目が掲載された。 style.nikkei.com 21世紀になって日本は本当に変化しているのだなぁ、ということがわかる。 今個人的に楽しみにしているのは、おそらく夏頃に公表されるであろう、転職についての統計数値。 業界格差が大きくな…

東洋経済オンラインでも連載しています

東洋経済オンラインというサイトでも、リンクのような連載が始まった。 toyokeizai.net 基本的には、2月にかんき出版から上梓した「課長1年目の教科書」からの抜粋なのだけれど、多少アレンジがされていて読みやすくなっている感じ。 第1回更新が4月11日で、…

日経Bizアカデミーの「昇進・昇格」コーナーがえらいことに

去年に引き続き、日経Bizアカデミーで私の本の一部を抜粋して、連載を掲載してくれている。 内容は本の一部なので、すでに本を買っていただいている方には既読の内容となっているが、買われていない方でご興味があればぜひ一読いただきたい。 bizacademy.nik…

サラリーマンの限界が見えた

先日、青春出版社のビッグトゥモローの取材を受けた。 その記事が掲載された9月号が発売されたのだけれど、すでにご覧になった方もいるだろうか。 「会社をやめても困らない3段階式人生プラン」という記事の最初に、人事に関する現状を示す役割として取材…

早期選抜の上手な進め方

僕が早期選抜の重要性を強く感じはじめたのは、一昨年からだ。 その頃、とある大手メーカーの人事制度改革を担当していた僕は、海外から招へいされたマーケティング担当役員と話す中で、あることに気付かされた。 第一に、海外のエグゼクティブは若い、とい…

人材育成は組織の弱みを引き下げ、強みを高めるために行う

セミナー講師をしている関係で、雑誌の取材を受けた。 SMBCマネジメント+(プラス)。 三井住友銀行系列の人材教育会社、SMBCコンサルティングが発行している月刊誌だ。 雑誌のHPはこちら。 SMBCマネジメント+(プラス) : Business Watch : SMB…

日経ビズアカデミーの連載最終回にあたって思うこと

日経ビズアカデミーで、8回にわたって連載していた記事が2015年2月10日掲載分で最終回となった。 内容は、「出世する人は人事評価を気にしない (日経プレミアシリーズ)」からの引用なのだけれど、特に読者のみなさんに役立つ部分を引用していただいたように…

日経ビジネスアカデミーで連載されています

日経ビジネスアカデミーと言うサイトがある。 「日本経済新聞社が提供する、仕事力を鍛えたい、もっと向上させたいと考えているビジネスパーソンを応援するサイト」(同サイトより) なのだけれど、実は2014年12月9日からそこで僕の記事が連載されている。 …

【人件費の近未来2-4】 職務給導入時のポイント

(当記事は、月刊人事マネジメント2014年3月号から1年にわたって連載した記事を、2015年の現状にあわせて加筆修正したものです。) 前回記事はこちら。 【人件費の近未来2-3】 職務給の課題は運用面にある ************************…

【人件費の近未来2-3】 職務給の課題は運用面にある

(当記事は、月刊人事マネジメント2014年3月号から1年にわたって連載した記事を、2015年の現状にあわせて加筆修正したものです。) 前回記事はこちら。 【人件費の近未来2-2】 職務給導入のニーズは2つに絞れる *********************…

【人件費の近未来2-2】 職務給導入のニーズは2つに絞れる

■職務給導入 第一のニーズは採用力 職務給を導入した理由を企業に確認してみると、主なニーズは二つだ。第一のニーズは、「優秀な外国人を採用するため」というものだ。似たような答えとして……

【人件費の近未来2-1】 職務給要素をどう取り入れるべきか

職務給を導入したいというニーズが、中堅以下の規模の企業でも増えている。あなたの会社でそう考えているとしたら、同時にハードルも高そうだ、と感じているだろう。2014年2月に出版した拙著で、それらの悩みに対する……

【人件費の近未来1-4】 高まった生産性の分だけベースアップする

(当記事は、月刊人事マネジメント2014年3月号から1年にわたって連載した記事を、2015年の現状にあわせて加筆修正したものです。) 前回記事はこちら。 【人件費の近未来1-3】 いくらベースアップすればいいのか - あしたの人事の話をしよう 2015年度対応は…

【人件費の近未来1-3】 いくらベースアップすればいいのか

他社よりも先んじてベースアップを実施すれば、労働市場では優位に立ちやすくなる。 しかし他社がまったく対応しない状況で、自社だけが対応するとすれば、利益率を若干押し下げてしまう。 ベアを実施したところで、社内のモチベーションが中長期的にプラス…

【人件費の近未来1-2】 ベースアップを取り巻く要因

ベースアップは行うべきなのか。 消費税10%への再引き上げは延期されたが、5%から8%への引き上げ影響は意外なほどに大きかった。 2014年のベースアップ平均は約2%だったが(連合発表)

【人件費の近未来1-1】 人件費には4つの性質がある

(当記事は、月刊人事マネジメント2014年3月号から1年にわたって連載した記事を加筆修正したものです) 今回からの連載では、人事部門に直面する人件費についての課題を、4つの性質を踏まえて解きほぐしていく。 可能な限り、人事部門がとるべき選択肢も具…

【6-2】従業員の声はまず管理職から

前回記事はこちらから【6-1】風通しのよい一枚岩の組織をつくる - あしたの人事の話をしよう ■ 従業員の声はまず管理職から 情報公開が進めば、そこから発生した従業員の声をどのように集めるのか、ということが次の課題になる。 そのためにアンケートや匿名…

【6-1】風通しのよい一枚岩の組織をつくる

前回記事【5-3】退職を卒業に変えれば、スモールワールドネットワークが生まれる - あしたの人事の話をしよう ■ 意外に伝わらない経営の思い 年初や半期ごとに全社集会を開催したり、あるいは社内報を発行したりすることで経営層メッセージを発信している会…

【5-3】退職を卒業に変えれば、スモールワールドネットワークが生まれる

Photo by HotDuckZ creative commons 前回記事【5-1】わが社の定年退職者を幸せにするために ■ アルムナイ(卒業生)を組織する ハッピーな退職の仕組みをつくるための、小手先でない第2 の方法を説明する。 それは、アルムナイのネットワーク化だ。 アルム…

【5-2】わが社の定年退職者を幸せにするために

前回記事【5-1】定年制度とは城か檻か -ハッピーな退職のためへの思考と仕組み Photo by hapal creative commons ■ 退職が不幸になる理由 かつて定年退職がハッピーであったのは、潤沢な退職金や年金が保証されていたからだ。 土地神話も存続していたので、…

【4-3】経営者が知りたい「優秀さ」とは

前回記事【4-2】まず新人からはじめよう ■ 知りたいのは「成長する人材」 前回記事に記載したように新人だけを可視化しても,対象人数はわずかだ。 社歴の長い会社であれば在籍している従業員は,60歳定年としても38年次にわたる。65才定年であれば、43年次…

【4-2】まず新人からはじめよう

前回記事【4-1】誰が優秀なのか、なんてわかりきってる ■ 新人の自己紹介よりも、人事が新人紹介をする 最初の答えは,新人情報の可視化だ。 それも社内報に掲載されるような自己紹介などではない。 人事の目線で,どんなスキルを持ち,どんな行動をし,中途…

【4-1】誰が優秀なのか、なんてわかりきってる

前回記事【3-3】課題を解決するだけでは二流 前回,「経営者に気づきを与える存在こそが経営ブレインだ」と書いた。 今回紹介する記事ははその“気づき”の最たるものであり,まさに人事担当者の醍醐味でもある。 第1 回で書いたこの連載の趣旨は,「企業を成…